閉店後もレンズの度数が頭に残って、目の奥だけがずっと疲れていた
閉店後の眼鏡店で、
フレームを一つずつトレーに戻していました。
レンズの度数。
視え方の確認。
鼻あての位置。
耳に当たるフレームの角度。
お客様の視界を整える仕事なのに、
帰る頃には、私の目の奥だけが重くなっていました。
冷たい金属フレームを持った指先に、
まだ少しだけ感覚が残っている。
「こちらの方が自然に見えますか」
「少し調整しますね」
「かけ心地はいかがですか」
そうやって丁寧に確認しても、
最後に見られるのは、
見え方を整えたことより、接客件数と売上の数字でした。
副業を調べても、
「顔出し」「毎日投稿」「明るく発信しましょう」ばかり。
仕事でも明るい声を作って、
副業でもまた、誰かに見られる私を作るのか。
そう思うと、スマホを閉じてしまいました。
あなたが悪いわけじゃないと思います。
接客が足りないわけでも、努力が足りないわけでもない。
ただ、今の疲れ方に合わない副業の形を、
選ぼうとしていただけかもしれません。
もう一つ誰かに見られる場所へ行く前に、
まず見直すべきことがあります。
接客件数と売上の数字だけで、
自分を責め続ける前に。
その副業が本当に続く形なのか、
一度だけ確認してみてください。
副業の構造を見直す
※眼鏡店・度数確認・フレーム調整の接客に疲れた方へ。
