はじめに
閉店後もレンズの度数が頭に残る。眼鏡店で笑顔だけが評価され、目が疲れた夜がずっと続いた
客の前では笑顔を作ります。でも、評価に残るのは、だいたい笑顔と接客の速さだけでした。
店のLINEに副業のスクショが流れてくる夜。スタンプで返してから、胸の奥がきゅっとなる自分がいました。
今は、笑顔の回数だけで自分の価値を測るのをやめました。帰宅後は、ブログや記事の「何人が読んだか」「どこで離脱したか」という記録だけを見て、次の一行を決めるようにしています。
フレームをトレーに戻したあとでも、文章の記録は少しずつ増えていく。座ったまま、内緒で第2の柱を育てています。
CHAPTER 01
フレームカウンターの延長だけの副業は、もうやめた
帰ってもレンズの度数ばかり頭に残って、結局何もできない夜、ありませんか。
広告の「在宅」「未経験OK」は毎日見ます。でも、店頭で声を張る仕事の延長みたいな副業は、もう無理だと分かっていました。
このまま段取りだけを反芻する夜は限界でした。派手な保証には触れず、記録だけを見て順番を直す型を探していました。
CHAPTER 02
きれいな「接客マニュアル」だけでは、誰も最後まで読まなかった
きちんと整えた「接客マニュアル」だけを並べた記事は、最後まで読まれませんでした。
やけくそで書いた「ありのままの話」だけが、同じフレームカウンターで声を飲み込んでいた人に、最後まで読まれた。
能力が足りなかったのではなく、評価される場所が現場とネットで違っただけだと気づきました。
CHAPTER 03
フレームをトレーに戻したあとも、柱ができた
今でも眼鏡店の仕事は続けています。今日辞めるつもりはありません。ただ、帰宅後に毎回目が疲れたままになる日が、減りました。
レンズの度数を数え続けなくても、ブログの読者数や記事の記録は、少しずつ増えていく。それだけで、次の出勤前を迎えられるようになりました。
最後に:レンズの度数を抱えたあなたへ
向いていないのではなく、笑顔だけで測られる場所に、立っていただけです。
見ている場所を変えれば、夜はもう少し、軽くなります。
