小学生のお子さんが
いらっしゃる
お隣さん
学校で育てていた
あさがおを
終業式に
自宅に持ち帰っておられて
ツルもしっかりのびて
あさがお用のネットも設置されていて
毎朝
きれいな あさがおが咲いている
数日間 家族旅行へと行かれる間
また別の
ご近所に住む
小学生のお子さんが
「代わりに、僕があさがおの水やりをするよ」
と申し出られたそうで…
お隣さんと ご近所さんの男の子が
我が家の玄関チャイムを鳴らしてくれた
お隣さんは
わが家の敷地と隣接している
部屋の掃き出し窓にあるデッキから出て
いつも
水やりをされていたのだけど
ツルがしっかりのびていることもあり
あさがおを移動させることはできず
わが家の敷地側から
水やりをしたい
とのことでした
もちろん
「おばちゃんが水やりをしておくよ」
と引き受けてもいいのだけど
小学生の男の子の
その純粋な想いを
大切にしたいと感じたので
その言葉を発することをやめた
そこで
境界線に塀が有ることを考えたら
ステップ台があると
安全に水やりがしやすくなるのでは?
と思い
高さ15cm程のステップ台を
置いた
義父の介護で使っていたステップ台なので
滑ることもないし
ぐらつくこともない
男の子は
毎日 わが家の玄関門を入り
設置しておいたステップ台に昇り
あさがおへと愛を注いでいた
なんだろうね
この光景を感じて
ジーンとするのだった
まさに
地球は潤っている
お隣さんが旅行から帰って来られて
「ありがとうございました」と
お土産を持ってあいさつにみえて
その視線の先に
綺麗なあさがおが
いくつも咲いているのが
見えて
この土地
そして、素敵な町に
私たちは住まわせてもらい
こうして
ご近所さん同士で繋がっていることに
感謝の気持ちが溢れたのでした
この土地の神さま
ありがとうございます
本当に素敵な町だなぁ
ありがとうございます
よん♡