『ミナを着て旅に出よう』
皆川 明
文春文庫
生活の中心だった陸上選手の故障による挫折と、ヨーロッパ旅行が、大人気のファッションブランド「ミナ ペルホネン」の誕生のきっかけとは…。
挫折を挫折として受け止めないしなやかな感性が今に繋がっているのでしょう。
「型にはまらない想定外の面白い人。」
皆川明さんのエッセイを読んでそう感じました。
成功までの道のりは、きっと大変なこともたくさんあったのではないかと思うのですが、いつも軽やかで楽しそう。
ブランドイメージそのものです。
松浦弥太郎さんのまえがきと対談、ミナの服を愛用されているという辻村深月さんの解説も味わい深いです。