妹尾河童さんの『河童のスケッチブック』から教わった、旬の白菜を使った鍋 ピェンローは我が家でも冬の定番鍋になりました。

この鍋は簡単、美味しい、失敗なしの手間いらずという有り難さこの上ないのです。

材料は白菜、水で戻した干し椎茸と戻し汁、水、食べやすく切った豚バラ薄切り肉、一口大に切った鶏モモ肉、春雨と胡麻油。

適当に切った白菜の白い部分、水、干し椎茸の戻し汁を鍋に入れて火をつけ、沸騰したら鶏肉、豚バラ、戻した干し椎茸を入れ、胡麻油をたらしてしばらく煮る。

途中白菜の葉の部分を加えて、白菜がクタクタのとろとろになるまで煮込み、最後に水で戻して食べやすく切った春雨を加えて、もう一度胡麻油を垂らしたら出来上がり。

味つけは各自で。自分の器に塩と一味唐辛子入れ、鍋のスープで溶かしてつけ汁にし、具をよそって食べます。

シメはごはんをいれてピェンロー粥にすると絶品と本には書いてあるけど、スープが美味しすぎてついつい飲んでしまうので、まだシメにたどり着いたことがありません。


横本縦開きで少し読みづらいのですが、旅、グルメ、コレクション、交友録と話題が広くて楽しいエッセイです。