『魔法の夜』
          アルブレヒト・リスラー=絵
          ドミニク・マルシャン=原作
           木本  栄=訳   
           講談社      

フランスの歌手、ドミニク・マルシャンが1972年、20歳の時に作った歌を絵本にしたものです。

クリスマスの雪降る夜にたったひとりあてもなく歩く老人と、彼のあとをついていく白い小さな犬。

『賢者の贈り物』が思い出されるような結末には涙腺が少しだけ緩んで、クリスマスの物語っていいなあと思ってしまいます。