『これでもいいのだ』
            ジェーン・スー
            中公文庫

『これでもいいのだ』?


待って、待って~。

私の中のジェーン・スーさんはもっと尖ったイメージだったけど。


で、買って読んでみました。


しばらく読まないうちに、ジェーン・スーさん、ずいぶん丸くなったような…。


そして最初から最後まで共感しかありませんでした。


私は彼女のお話を読んでいる側なのに、いつの間にか自分の気持ちに共感してもらっているような気分になって、なんだかスッキリ。


その理由が「おわりに」と「解説」を読んでわかりました。


ジェーン・スーさんも年をとったのだ。

私から見たら彼女はずっと若いけど、聡明な彼女は年齢を重ねて包容力や寛容の範囲がぐっと大きくなったのだ。


これから出る彼女の本は全部読みたいと思いたす。