コロナ禍で春にクローズされていた旧前田家本邸が見学できるようになりました。

見事な洋館の中はどのようになっているのかと思うだけでトキメキます。
いざ、お屋敷拝見!


前田家本邸は、旧加賀藩主前田家16代当主の侯爵前田利為侯の居宅として、また外国からの貴賓を迎える迎賓館としても利用できるよう、昭和3年~5年にかけて建設されたそうです。

一階は主に来賓をもてなすための応接室、サロン、客室、食堂の間、二階は居住空間になっています。




家族で食事をとるときに使われた小食堂。
当時使われていた見事な調度品が展示されています。


階段広間のイングルヌック
暖炉とソファーが置かれています。
落ち着いた色のステンドグラスが素敵です。



重厚な雰囲気の書斎。
カメラに収まり切れないほどの広さです。



寝室

繊細な彫刻が施された豪華な階段、シャンデリア、柔らかな光が差し込むステンドグラス、大理石のマントルピース、豪華な壁紙やカーテン、海外の高級食器やカトラリー、前田家伝来の美術品。

一つ一つはため息が出るほど豪華なのに、どっしりと落ち着いた雰囲気が感じられます。

第一次世界大戦、関東大震災後の激動の時代に、この邸宅をどんな人々が訪れ、どんな暮らしが営まれていたのでしょう?

外国からの賓客に日本文化を伝えるために建てられた和館も合わせて見学できます。

入館は無料です。





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