1月11日(月・祝)にコドモ(同居の成人)が発熱し、14日(木)まで、家族は自宅待機していました。

幸い翌日には熱が下がり、かかりつけの病院(日祝は休診)ですぐにPCR検査を受けることができ、結果も陰性でした。

居住地によって状況は違うでしょうし、私見ですのであまり参考にはならないかもしれませんが、そのときの事について書こうと思います。

長くなりますが、まずは経緯から。

1月11日(月)
〈症状〉朝から不調の訴え。昼過ぎには38.5度の高熱。

Ⅰ 東京都発熱相談センターに電話

体がかなり辛そうだったので、本人に代わって電話。年齢、現在の症状、既往症、コロナウィルスの濃厚接触者か、クラスターの発生した場所に立ち入ったかなどの問診に答えた後、今日のところは症状に合う市販薬を飲むなどして安静にし、休み明けにかかりつけ医に連絡するようにとのこと。

その理由として、
①今日すぐに検査をすることはできないから。

②発熱相談センター経由でPCR検査をする場合には、高齢者、既往症がある人、コロナウィルス患者の濃厚接触者やクラスター発生場所に立ち入った人が優先される。

現在相談件数がとても多くなっているので、優先条件に該当しない場合には、かかりつけ医に相談したほうが早く検査が受けられると思われるから。

Ⅱ 休日に診療している病院や区の休日診療所に電話で問い合わせ

休日に診療している病院(かかりつけ医ではない)には、ずいぶん長く来院していないので診療はできないと断られる。

区の休日診療所は、熱があっても診察は受けられるが、PCR検査・インフルエンザ検査は受けられない。解熱剤などの薬は処方できる。

Ⅲ 職場の担当者に連絡
翌日は自宅待機となる。

インフルエンザだった場合には発熱から48時間以内に飲めば軽い症状ですむ薬があるので、PCR検査ができなくても、なんとかインフルエンザの薬だけはもらえるようお願いしようと思いながら就寝。

1月12日(火)
〈症状〉朝には37度まで熱が下がる。

Ⅰ かかりつけ医に電話
本人がかかりつけ病院に電話で問い合わせ、PCR検査が受けられることを確認。指示により、病院の外で保護者(私)が看護師から検査キットを受け取り、検査方法についての説明を受ける。

インフルエンザの検査について聞いたところ、飛沫が飛ぶのでインフルエンザの検査はできないが、症状によってはタミフルやリレンザなどの薬の処方をしてもらえるかもしれないので、医師に相談してほしいとのこと。

Ⅱ かかりつけ病院でPCR検査と問診
指定された時間に本人が唾液を病院前まで持参し、電話で到着連絡。病院の外で医師に検査キットを渡し、問診を受ける。
熱がすぐに下がっているので、インフルエンザではないだろうとの診断。

Ⅲ 職場への連絡
状況説明。検査結果がわかるまで、自宅待機になる。

1月14日(木)
医師から電話で陰性の結果連絡あり。
1週間朝夕の検温をし、受診するようにとのこと。

検査結果を職場に連絡。職場復帰が決まる。

※※※

うかつでしたが、発熱時にかかりつけ医で診察やPCR検査が受けられるのかを全く確認していなかったので、慌てましたし不安でした。

たまたま運良く、すぐに検査や病院での問診を受けることができましたが、もしかかりつけ医に診ていただけなかったら、診察やPCR検査を受けるまでにもっと時間がかかっただろうと思います。

今回のことで、ホームドクターの大切さを痛感しました。

また、心のどこかで他人事と考えていたけれど、罹患したらどのように行動したらよいか、罹患しないためにすべきことはなにかということをしっかり考えようと思いました。

コロナ禍、病院の対応も様々だと聞きました。
発熱時に、かかりつけ医がどのような対応をとってくれるのか?ー診察や検査をしてくれるのか、できなくてもどこかに繋いでくれるのか、ただ断られるだけなのかーは知っておき、その上でコロナが疑われる症状が出たときにどうするか考えておいた方が安心だと思います。

もし陽性だったら…。

優先度が低いコドモの場合、自宅待機の可能性が高いと思います。

そうなったときにさしあたって困るのは食事。買い物をどうするかということです。

我が家は生活協同組合に加人しているので、そこはあまり心配ありませんでした。

注文はインターネットで、配達は個別の置き配で非接触、生活に必要なもののほとんどは購入できます。

供給をコントロールしやすい通販主体の生協なので、非常時にはかなり頼りになります。

東日本大震災後、供給不足と買い占めでスーパーマーケットの棚はしばらくの間空っぽでしたが、いち早くお米をはじめとする必需品が買えたのは生協でした。

ご参考までにリンクを貼りつけておきます。

サーチ パルシステム