『百万円と苦虫女』

    監督: タナダユキ

    主演: 蒼井 優

    2008年公開

 

《ストーリー》

佐藤鈴子は21歳。

就職できず、カフェでアルバイトをしていたが、ひょんなことから前科者になってしまう。

 

釈放はされたものの、自宅には居づらくなってしまい、「その場所で百万円貯めたら、別の場所に引っ越す。」と決め、見知らぬ土地を転々とする鈴子の出会いと別れ、不器用すぎる恋を描いた青春ロードムービーです。

 

映画映画映画

 

 余白の多い映画です。

鈴子も他の登場人物も、言葉の少ない人が多いのですが、映像が、一つの台詞が、言葉以上のたくさんのことを心に語りかけてきます。


鈴子が、年が離れた弟に宛てて書く手紙が切ない。

でも、手紙を受けとるだけだった弟が、たった一通書いた手紙はもっと切ないです。


弟に手紙を書くことで、鈴子は自分と向かい合うことができたのだろうと思うし、弟は鈴子の手紙と存在のおかげで、苛酷な毎日に立ち向かうことができたのだと思います。


淡々とした話だけれど、エンドロールが終わってしばらくして、「いいものを観たなあ。」としみじみ思う映画でした。


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映画 予告編

https://www.youtube.com/watch?v=weQ636AE8Pw