『風が強く吹いている』
   三浦 しをん  新潮文庫
 

 
《あらすじ》
「走るの好きか?」
清瀬灰二と天才ランナー蔵原 走との出会いはこの一言から始まった。
 
春から寛政大学の一年生になる走は、親からの仕送りを使い込み、住む場所もなく困っていたが、灰二の誘いで「竹青荘」というボロアパートに入居することに。そこには灰二の他、個性的な8人の寛政大学生が暮らしていた。
 
走が入居して10人になった竹青荘のメンバーは、灰二の半ば強制的な誘いで、箱根駅伝を目指すことになってしまう。

ほとんどが陸上競技未経験者。始めは迷惑でイヤイヤながらの練習だったが、次第に走ることや、仲間と共にひとつの目標に向かって努力することの面白さに目覚めていく。

チームは選考を通過して、箱根を走ることができるのか?

本本本

冒頭の描写が意表をついていて、のっけから本の中に入り込んでしまいました。

現実離れな話と思わないではないけれど、もしそんなチームがあったら、絶対にファンになってしまうと思います。

後半は緊迫感のある早い展開で、ページを繰ることが止められなくなりました。
まるで選手と一緒に走っているかのような気持ちになって、最後まで一気に読みました。

ものすごく面白かったです。

本本本

現在日テレ系列で、深夜にアニメーションが放映されています。
本とは少し違うけれと、こちらもまた面白いです。
登場人物の顔かたちが、キャラクターにピッタリはまっていると思います。

アニメと一緒に楽しむのも、新春の箱根駅伝の前に読むのも楽しそう。

アニメのカバーの文庫を購入すると、短編小説が読めます。
この短編もとても良いです。