乳がんの治療中で健康じゃないかも知れないけど生きているのが楽しいんです
はるか昔の話です看護学校の学生だった時にグループで1つのテーマを話し合うと言う授業がありましたそのテーマが「健康とは」だったのです当時は5~6人グループで午前中いっぱい時間を使っても結論が出せなかったんです看護学生は将来、病気で病院に来ている人を看護する仕事です当時はスマホもパソコンもありませんでした自分の経験と知識を駆使して一生懸命考えていたことを思い出しましたWHOの定義、常識的な考え方は有りましたが、もやもやしていました「健康だいいち、健康じゃなきゃ何もできない」そんな言葉を何度も聞いたことあります間違えだとは思いませんが私には当てはまりません健康って言葉必要ですか?危うい言葉ですよね健康であることが人生の正解、目標だとしたら既に私はオワコンですでも、実際はオワコンではありません乳がんになったことでこれまでよりも生きることが楽しくなりました今まで、人に気を使って疲れ果てていた自分から脱皮して、楽に生きられるようになりました乳がんではなかった自分の時に何もかもできていたのかというと後回しが多くて自分の気持ちを大切に生きられませんでしたもちろん、がんではない方がよいですが、乳がんである今の人生も私は好きです定義とか常識的ではないけど乳がんになる前よりも健康的な毎日を送っているのは確かですそして、病気であっても幸せになれる、やりたいことができる病気は不幸なことでも、可哀想なことでもないと思います先日、コロナに感染し1週間ぶりに勤務した日会う人、会う人に声をかけられました「大丈夫だった?」「もう、平気なの?」みんな心配してくれていたのですいちばん罹ってはいけない人がコロナになった………とたくさんの同僚が心配してくれたのでしたありがたいなと思います私のことを思ってくれていたと想像すると感謝で胸が熱くなりました優しさと愛に溢れている職場環境を再確認して、またもや幸せを感じました看護学生の時にモヤモヤしていた私は間違ってなかったと思います健康だけが人生にとって大切なものではないからです乳がんの私は、それを知りました