私の心のよりどころの「樹さん」が・・・・・
切られていた。。。。
緑豊かな葉をまとって、灼熱の太陽も、凍り付く北風も全身でうけとめて、
大地を潤してくれていた「樹さん」。
たくさんの時の流れを知っている「樹さん」。
哀しすぎる時、、、、人から裏切られた時、自分が大っ嫌いな時、、、
いつも、優しい深いまなざしで見つめてくれていた。
なんでも、相談していた。
一人になる日が来ても、樹さんがいてくれたら、生きていけるんだろうな。
と本気で思っていた。
「樹さん」の根に手を添えて目を閉じると、不思議な映像を見せてくれた。
美しい深い漆喰の黒を初めて見た。
黒はなんて透明でどこまでも突き抜けているんだろうと、、、見惚れていると、
やがて、それと同じくらいの透き通った紺碧の青が、その黒い宇宙のなかに現れる。
そして、、、その真ん中に、金色の光が、線香花火のように繊細にまたたきながら舞い始める。
それが見える時間は、短いけれど、樹さんの「精霊」なんだと思って、かたずをのんで見つめていた。
「樹さん」に通じる道も、浄化されるようなエネルギーに満ちていた。
「樹さん」は、大地の生きとし生けるものと、繋がっていた。
私ともつながっていることが感じられた。
ポポが子犬の頃、ここに来ると、なぜか大はしゃぎして両枠の土手を駆け上がって遊んでいた。
「樹さん」は、笑いながら見下ろしてくれた。
もう、「樹さん」はいない。。。
樹さんの声も聞こえない。
私は、、、大泣きに泣いた。
身をよじらせて顔を手でおおって泣いた。。。
大事な、大事な、存在だった。
樹さんは、目に見えるものと、見えないものをつないでくれる存在だった。
死んだ次の世界を、目で見える希望をみせてくれた。
いつかは、こんな日が来ることは知っていた。
倒木のおそれとか、、、で切られる気もしていた。
目に見えていた、希望が切断された。
死んでしまった。。。。
どこに行った。
「樹さん」を遠くからみた。
「樹さん」は空高くそびえて立っていた。。。
それは、まるで青い空に浮いているように見えた。
宇宙に、帰っていったのだと思う。
生きた痕跡だけ残った。
これから、。。。どうしたらいい。
※nagarenotokiさんが、この「樹さん」は女神様だったと思うと言ってくださって、
「大月姫」の曲を紹介してくださいました。



















