美輪明宏さんが亡くなった。

やっぱりみんな、逝くんだな…、と思った。

 

大事な人たちがどんどん、逝ってしまう。

 

ちょっと前は河野洋平さん。

仲代達也さんも逝った...。

 

 

戦争を生身で知っている人達の言葉は重い。

私たちの知ったかぶりの言葉とは比べるのも恥ずかしい。

 

戦争を生身で知っている人の語る「平和」という響きは、

私たちの言う「平和」とは、最初から違っている。

 

私はこの国の戦争の醜さを、五味川順平の「人間の条件」で学んだ。

大岡正平の「野火」、

野間宏の「真空地帯」で垣間見た。。。

 

でも、私の頭の中の想像は、きっと実態の万分の一だと知っている。

 

それでも、、、戦争がどれほど悲惨で、非情で、醜いものか、、、

権力をもった人間がどんな命令を下すのか、

底辺の人たちがどうやって足を引っ張りあうのか。

国が、国民に何を強いたか。。。

を、繰り返し考える。

 

それを生身で知っている人たちが、一人づつ、いなくなる。。。。

 

「平和」の灯が、一つ、一つ、消えていく。

 

学びもしなかった私達は、それからどうなるのか。

 

武器輸出を簡単に許し、

 

「国家情報会議」設置法で縛られ、

国旗損壊罪なるもので「愛国心」を頂き、

 

それから、あの戦争で塗炭の苦しみを味わって無念に死んでいった人たちの「位牌」とも言うべき「憲法9条」を捨て去ろうとしている。

 

戦争を生身で知っている人たちの灯が全て消え去った日に。。。

 

最後のタガがはずれてしまった樽が、大きな音を立てて崩れ去るように、

この国の行く末路が見える。