WAN'S LIFEで、多頭崩壊の猫を保護するなんて想定外でしたが

他県で一人で生活していた親戚の男性が家の中で倒れているのが発見され
ケージに入れられた猫達はその間、何日も餌や水もなく衰弱し
相談者の方が、猫に触れないながらも毎日2時間以上かけて猫達のお世話に通い続けていたそうです。
そりゃもう…
多頭崩壊あるあるで
長靴を履いて、カッパを着ないと中に入れない酷い有様

でも相談者の方が、ここに来てはペットシーツを替えて
その都度、新しい毛布を入れてくれていたので
猫達の状態は思っていたよりマシでした。

人馴れしていないので捕獲の際に流血覚悟してたけど
パニくって暴れても、あまり力も無かったみたい。
「多頭崩壊」
という言葉を聞き、ゴミ屋敷の中にいる
犬猫を見ると
「ひどい!」
「許せない」
という声も聞こえるけど
実際、現場に行くといつも複雑な心境になります。
ここの飼い主は元々、動物が好きで
ここにわざと犬や猫を捨てていく人もいて増えてしまってもよくお世話をしていて
数年前まで病気の犬を東大まで連れて行ってずっと通院したりしていたそう。
本人が高齢になり、みるみる家もボロボロになり
残っていた猫達の事を行政に相談した事もあったけど「殺処分する」と言われた、と。
前回の犬の多頭崩壊飼い主は
都会のキレイなマンションで一人暮らし
他人と殆ど接点無く犬に執着してしまい精神を病んでしまった。
みんな、本来は動物が好きなのに
ちゃんとした飼い方を知らなかったり
協力してくれる人が周りにいなかったり
こんな事になる前に、飼い主を助けてあげられなかったかな…と
彼らを責める気持ちになれない部分があります。
ともあれ
我が家では3匹をお預かりする事になりました。
応援よろしくお願いします
