飼い主による持ち込みで、センターに収容されていた黒ラブくん。
後ろ足に大きな腫瘍があり、ボランティア数団体で動物病院に搬送し、手術をしてもらいました。

12才。
40キロ。
保護してちゃんとケアしてあげたいけど、大きい子の預かり枠はなかなか無いし、
シニアで病気もあれば譲渡も難しく、
里親さんが決まらないまま、
介護〜看取りの覚悟が必要で…
すでに、そのような子達をどこの団体さんも抱えているので
「かわいそう」「助けたい」
という気持ちだけでは、引き出す事が出来ないもどかしさが常にあります

だけど!
全てを受け入れて、この子を迎えたい。という方が
遠方から手を挙げてくれたと
いつもお世話になっている他ボラさんから連絡をいただき、レスキューする事が出来ました

今までも大型犬を保護して、ちゃんとケアしてくれてる人だから安心だよ、と言われても
え〜⁉
本当に大丈夫なの…?
実際に犬も見ないで決めて大丈夫なの…?
と半信半疑な私に、嫌がる事なく直接連絡をくれて、あれこれ質問に誠実に答えてくれた希望者様

手術をした箇所は、皮膚の余裕が無くて縫合が難しく、センターで開いてしまったのを臨床医の職員さんが縫い直してくれました。
センター収容中の病気や傷、皮膚病などの治療は今まで全くされていませんでしたが、
この度、ボランティア達の訴えで動いてくれた議員さんのおかげで
このような適切な対応もしてもらえるようになりました

でもでも、やっぱり
引き出す前に、また開いてしまったとの事で
センターからそのまま協力獣医に行き
処置をし直し💦
今後も継続して治療が必要な状況ですが
出来る限りの事をしてあげたいと待ってくれている家族の元へ……

沢山の人が、この子の命を守る為に関わってくれたから「守くん」
という、とってもステキな名前を付けてもらいましたよ

到着するなり、新しいママに寄り添う守くんの写真も送ってくれました

傷口が早く良くなって、いっぱいお散歩も行けるようになるといいね

関わってくれた沢山の皆様
ありがとうございました
