登録ボランティア、4団体合同で動物保護センター見学会を開催しました

20名の募集の予定でしたが、当日は夏休み中のお子さんや学生さんを含めて34名の方が参加してくれました。
「神奈川県は殺処分ゼロ」を継続しています。全国的に見て、それは確かにすごい事です。
でも、殺処分はゼロになってもセンターに収容される動物は後を立ちません。
収容された犬や猫は、センターの中で今どうしているのか。
センターの中では、病気でも治療をしてもらう事は出来ません。
ボランティアが引き出してから病院に連れて行く事が出来ます。
引き出せなければ、痛みや苦しみがずっと続きます。
コンクリートの部屋で、夏は暑くて熱中症になる犬もいます。
冬は寒くて病気の犬や老犬は耐えられません。充分な散歩も出来ません。
今までおうちの中で暮らしていた犬が、知らない犬達と一緒に1つの部屋に入れられてケンカで傷を負う事もあります。
殺されなければそれでいいのか…?
それぞれのスキルや経験をもつ団体ごとに現状をお伝えしました。
他の団体の方と合同で、という機会をいただいて、私自身もとても勉強になりました。
参加者の皆様、ボランティアの皆様、そしてお忙しいなかご協力いただいたセンター職員の皆様、ありがとうございました。