ジャズシンガー伊藤君子さんの歌は人間が聴こえてきます。だから聴くたび好きになる。

こんにちは！ジュディです

今回は伊藤君子さんについて書きます。

まだ先生だった頃、北海道から神戸三ノ宮のオゾネミュージックスクールに通って3回ほど「日本の至宝」ジャズボーカリスト伊藤君子さん（先生）のレッスンを受けたことがあります！

勿論プロを目指していた訳ではなく単なる興味？というか日本のプロシンガーの指導を受けてみたい！！！という（やっぱり興味かな？）気持ちで問い合わせ、特別に単発みたいな扱いで組んでいただいた記憶があります。

その後は仕事も辞めて、辞めた年は退職金で国内外を行ったり来たりしていたので、再会するのは本当に3年ぶりとかそんな感じ。

そんな私が、先日とまたま情報をキャッチし、伊藤君子さん（先生）のライブを聴きに行ってきました〜♫

【2018/06/09】珈琲美学40周年ANNIVERSARY LIVE

mc ¥4,000 1st. 19:00~ 2nd. 20:30~（入れ替えなし）

伊藤君子さんの歌はリアルに心に響いてきます。絶叫型？と思えば色っぽい囁き、そして真っ直ぐ届く津軽弁（御本人は小豆島出身）、勿論日本語も英語も、そしてあの(「Follow Me」)も。

85歳まで歌います！なんて軽はずみ？に書いた自分が恥ずかしくなるステージでした^ ^

以下、ボーカル曲のみ失礼♪♪♪

1st.

1. Speak Low

2. DINDI

3. But Beautiful

4. The Look Of Love

5. Black Coffee

6. A Song For You

7. Save The Last Dance For Me 〈津軽弁&英語〉

8. Come Rain Or Come Shine〈津軽弁&英語〉

2nd. 《冒頭に2曲ピアノソロあり🎹》

1. What Is This Thing Called Love ?

2. The Bridges

〈美空ひばりさんトリビュート〉

3. Fascination〈日本語&英語〉

4. 一本の鉛筆

5. Love Is A Many Splendor Thing（慕情）

6. Tokyo Kid（東京キッド）

7. 愛燦燦

8. Lover, Come Back To Me !

◎Follow Me

💕💕💕💕💕💕💕💕💕💕💕💕💕💕

「A Song For You」

この曲は遺書のようなつもりで、、、と君子先生がご自分で仰っていました。個人的にはまず歌い出しから私はこの曲をカバーしていたホイットニー・ヒューストンを思い出して体が震え、咄嗟に「嗚呼、人は歌と自分を重ねて聴くものなのだ」と実感しました。目の前であの伊藤君子さんが歌っていたとしても人は、いや私は、と言った方が正確なのかもしれませんが「その時の私」はまずホイットニー・ヒューストンを感じて涙腺が緩んでしまった。そして次に昔北海道の地元バンドでこの曲を歌っていたことを思い出した（というていで）やや暫く体を波打つ衝撃に体を任せていました。何が起きているのか、そのままにして観察して見ようと。それから今度は、自分がライブでまたこの歌を歌いたいと考えて、またふと我に帰り「嗚呼、私は音楽を通して過去と未来と現在と変幻自在に渡り歩いているんだ、私の楽しみ方はこうなんだ！」とほくそ笑んで。（私の頭の中、大忙し！笑笑）

「愛燦燦（あいさんさん）」

感じ方が変わっていて自分でもびっくりで。東京に来て、ひと山⛰乗り越えたんだなとすごく感じました。

君子さんの歌は、言葉やパーソナリティがまっすぐ届く歌だから一つ一つの歌詞に想いが篭っていて知らず知らずに感情が入ってしまいます。この曲もライブで歌ってみたいなぁ❣️と思いました。

(「Follow Me」)

何だか私にはこの曲が、（遺書ではないけど）後世にそして後輩や自分含めた教え子、いや、まぁぶっちゃけ自分への聴こえ方としては自分へのメッセージのように聴こえて涙が出ました。（付いておいで♫〜って単なる直訳ですけど！笑笑←私の解釈、主観です^ ^）