歌のレッスンをするとき、
私は何も焦らないし、何も取り繕わない。
そうする必要がないし、
何よりも、私は私自身が一番の武器であるとわかっているから。
クライアントさんが何を話しても
聞いていられるし、
それに対して、自分なりの言葉や表現、伝えたいことが
勝手に口から出てくるのです。
ほんとに。
教科書みたいなものも、テキストも、
指導案も指導計画も何にも事前に用意する必要もありません。
本職ではそうはいかず、
目的や計画、ねらい、自分の思いに縛られているかもしれず、
そこが自分を苦しめています。
鶏が先か、
卵が先か。
私は、相手のことをできない存在として扱っているのかもしれず、
そこが、
自分の悩みどころにもなっています。