私は、教師になりました。

子どもの頃は、
自分の家庭での経験をいかして
唯一無二の先生になってやる!なんて
考えたけど、実際は、
うまくいかないことがある度に、
あんな父親の元で育ったせいだ
両親の教育のせいだ
そんな風に考えることがあった。
どんなに愛しても、
教え子は、教え子。
我が子じゃない。
そこに何とも言えない不条理を感じていた私は、
寂しかったんだね。
思いのままに生きる子ども達のことが
羨ましかった。
自分の生い立ちを思うと悲しかった。
そんな自分を感じながら、
教師として、
一人前に振る舞わなくちゃと
強がって、
甘えられなくて、
どうしていいかわからなかったんだね。

そして今と、これから。
ここが、肝心よね。
ここに有を与えて、
これからを生きていきます。

読んでいただき、ありがとうございます。