いつも読んでいただいて感謝します。


日本から中国へ返還された
パンダの7歳の誕生日の様子を
テレビが映しています。
日本からもたくさんの方が
お祝いに駆けつけていました。


ジャイアントパンダは
(  ネコ目クマ科  )です。
            同じクマ科の熊は
            疎まれ怖がられ
            駆除の対象ですが
            パンダはその愛らしい姿ゆえ
            希少動物であるがゆえに
            これほど大切にされています。

                割り切れない思いなのは
                私だけでしょうか…


不定期ですが動物園のことを書いています。

動物園で
赤ちゃんが誕生すると
一気に園は祝福ムードとなり
赤ちゃんの公開が決まれば
人々は動物の赤ちゃんを
見に行きます。


      5月19日に誕生しました。
      絶滅危惧種。大切に育てますと飼育員さん。

けれども
当たり前ですが
動物の成長は早く
赤ちゃんから成獣へとなっていきます。

人の関心は
また次に生まれる動物の赤ちゃんへと
移っていくのです。
もちろん成獣が大好きな人も沢山います。

    キャリーの中で点滴の順番待ちです
           3kgの壁はなかなか越えられません

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生まれる前から
余ることがわかっていたカバの赤ちゃんです。

『  余剰動物  』と呼ばれます。

余る命…ってなんでしょう。
生まれて来る前から
必要ではなかったということですか。


何とか繁殖を!と言われる
希少動物たち。

動物園の中でも
無償譲渡される
一部の動物たち。

カバの出目丸の
ように
海外へ渡っていく動物もいるのです。

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百獣の王と言われる
ライオンですら
余剰動物と言われる現実。

飼育に広い環境が必要であり
生存期間の長い動物が
( 余る動物 )には多いのです。

誕生した時は
話題になっても
いつの間にか他の動物園へ
あるいは海外へ
貰われていく命。


人間の娯楽。
人間に見られることで
生きている動物たち。

生まれる前から余ることがわかっていた

こんな言葉を
動物たちに使わないで欲しい。

命懸けで赤ちゃんを生むのは
人間も動物も同じなのですよ。

              4時23分  夜が明けて来ました

【⠀コール・  ザ・  ミッドワイフ⠀】
という 海外ドラマを観ています。

街中にネズミが繁殖して
忌避剤が置かれます。(1960年代)

シスターのひとりが
その忌避剤を捨ててしまいます。
それを周りの人から 咎められたシスターは
『  神は全ての動物を愛します。』
と言うのです。

『  神に嫌われる動物もいる。』
そう反論されたシスターは
『  だからこそ  私たちが救うのです。』
と答えます。

人に忌み嫌われ
駆除される生き物たち。
『  だからこそ  私たちが救うのです。』
シスターの言葉が
私の心に広がって
いつまでも残っています。



6月15日  4時33分
美しい朝焼けでした。