いつも読んでいただいて感謝します。



私の子どもたちが
育ち盛りの頃
食事のたびに
多めに作ったつもりでも
その食欲に驚いたことが
幾度もありました。

『 お母さん、おなかいっぱい!
     もったいないから食べてくれる?』
そう言うと
『 うん!』と言われて
自分の分を分けることもありました。
懐かしく楽しい思い出です。


虐待される子どもたちの
ニュースの中で
食べ物を与えない…
そういう事件が時折りあります。

全ての虐待は
許されるものでは無いけれど

私がどうしても
理解できないのは
自分がおなかいっぱい食べながら
すぐそばにいる子どもに
食べ物を与えない親たちです。

    激しい雨が車の窓に打ち付けているのに夕陽が!!

衰弱して
平均の体重をはるかに下回る
子どもの死が伝えられた時
親が子どもを置いて
外食をしていたことがありました。

困窮していた訳では無いのです。
自分たちが
空腹を満たす時間もお金もあったのに。

それでも
子どもの空腹を満たしてあげない。

小さな子は
おなかいっぱい食べることが
毎日の仕事です。
お母さんやお父さんに
愛されて
おなかを満たされることが幸せです。

戦地や紛争地で
食料がなく親子ともに飢餓に晒される。

干ばつや洪水で
食物が育たず飢餓と病気がまん延する。

それとは全く違います。


そして
同じことが繋いだままの犬たちや
多頭飼育崩壊現場の猫たちに
起きています。
飼い主(とは とても言えない人間たち)
自分は満腹でも
そこにいる犬や猫の空腹には
想いがいかないのでしょうか。



飼い主のいる子です。
繋がれていたのですよ。
この姿を見ても
食べ物を与えませんか?

許せなくて
涙がこぼれて
怒りがふつふつと湧いて

私自身が
人間であることが
嫌になる瞬間です。

手を差し伸べるのも人間ですが
我が子に食べ物を与えない。
家族とした犬や猫に
食べ物を与えないのも人間です。


6年ほど前
お母さん猫と
三匹の子猫を見つけて
先ずは子猫から…と
捕獲した時
お母さん猫の
激しい威嚇と攻撃にあいました。


どれほど子猫を守りたいのだろう。
小さく痩せた体で
三匹の子猫に
乳を与えてきた母猫に
そして
捕獲してからも
家の中と外で
お互いを求めて鳴く姿に

自分のしていることが
果たして正しいのか
分からなくなりました。


それほどに
子猫を思う母猫と

子どもに食べ物を与えない人間や
家族として迎えた
動物たちに食べ物を与えない人間たちと。

そんな人間のどちらに
生きる価値があるのかと
考えてしまいます。


下の孫娘の描くムギは
いつも丸々していて
本当に可愛らしい。
幸せな動物たちを
いつも見ていたい…
心からそう思います。

※※※
逃げる犬を車で執拗に
追いかける画像。

少し前に見た
近寄る犬を笑いながら撃った
戦場の兵士。

あなたたちの【⠀笑い  】は
とても醜く歪んだ【⠀笑い  】です。
※※