いつも読んでいただいて感謝します。


保護活動をしている
若い友人の子どもの話です。

子猫をコンビニの裏で見つけ
抱っこして帰ってきました。
小さな黒猫さんでした。

けれどもその子猫は
とても弱っていて
毎日のように病院へ通ったけれど
三ヶ月後には
亡くなってしまったのです。

ちょうど一年ほど前のことです。


その子は
子猫の死が
あまりにもショックで
学校へ行けなくなりました。

友だちが来てくれても
担任教師が来てくれても
なかなか
学校へ行くことが出来ませんでした。

その子の心を傷つけたのは
子猫が人の手で捨てられたことでした。
小さなダンボールに
弱った子猫を入れて
捨てる人間がいたことが
大きな衝撃となったのです。


先日、テレビから流れた映像で
不登校の女の子が
たまたま見たテレビで
『 虐待された猫 』を知ったのです。
そしてそういう『 虐待 』があることに
ショックを受けて
辛い思いをした猫たちを
助けたいと思ったのです。


保護猫との関わりの中で
女の子は変わっていきます。

不登校の子どもの変わる様子に
その子の親は『 他の不登校児童 』にも
保護猫と触れ合わせたいと思いました。


そして
不登校の子のための
『 保護猫と触れ合う施設 』が
出来ました。
それが
『  保護猫フリースクール  ゆきレオ 』です。


震災や災害の時
救助犬は大きな活躍をします。
(災害救助犬など、犬を使役することについては
    思うこともありますが…)

猫は身を呈しての
救助はできませんが
人の心を柔らかくすること
が出来ると思うのです。

友人の子どものように
子猫を捨てる人間を知り
傷ついてしまった心も

長い人生です。
学校へ行けなかった一年は
きっと心の成長へのステップとなったでしょう。
去年の暮れに保護猫さん迎えたそうです。


人は
犬猫たちに
動物たちに
こんなにも助けて貰っています。

そのお返しを
何倍にも
何十倍にもして
私たちは彼らに返していきましょう。

日本では
29万人の小中学生が
学校へ行くことができていません。

きっかけは様々だと思います。
辛い経験があったのかもしれないし。
もしかしたら何故 登校できないのか
子どもたちにも分からないのかもしれません。

そんな時に
小さな生き物たちが
子どもたちにやすらぎを与え
その心を柔らかくしてくれるとしたら。

       夜明けの光が子どもたちに届きますように

櫻井よしこさんが
『  あなたは祖国のために戦えますか  』
と言いました( 他の方のブログで知りました )

命はひとつきりですよ。

ひとたび戦争が起きれば
 樹木も 花も 野生動物も 昆虫も
そして豊かな地球の大地をも……
破壊してしまいます。
全ての命が失われるということを
忘れてしまったのですか。
 
奪われるのは
罪のない動植物の命。

奪うのは人間という生き物。

長く生きてきたあなたは
日本という国に生きる
人間だけが
滅ばなければいいと
考えているのですか。

【⠀地には平和を! 】
小松左京さんのSF短編
1945年に戦争が終わらなかった世界
戦い続ける兵士の話です。

私たち人間に
人の命や
動物の命や
昆虫や植物の命を
奪う権利はありません。

与謝野晶子さんの
※※※  君死にたまふことなかれ  ※※※
日露戦争に赴いた弟に
死なないで……と謳った詩です。



紛争地帯。
戦争をやめない愚かな人間。

瓦礫に埋もれた
動物や昆虫や
草花やその種子も。

『 あなたは祖国のために戦えますか 』
同じ女性としてこの言葉に
大きな衝撃を受けました。

    珀さんのチャリティー時計が届きました