いつも読んでいただいて感謝します。

ぼくは  ここにいるよ。
わたしは  ここにいるよ。


今年の四月は
寒かったので
半ば過ぎまで灯油の巡回販売が
ありました。

今日で最後という日に
「また冬にお世話になります。」と
挨拶したあと。


「こんなことを聞いても
    良いんかな…。」
と話しだされました。

我が家から数分のおうち。
そのお宅にも灯油販売に行っていたそうです。
そこのおうちの犬の事でした。

冬の間しか
灯油巡回は来ませんから
「夏はどうか分からんけど…」


冬の間冷たい犬小屋や
車庫のコンクリートの上に
犬が寝ていたけど…
それが可哀想で
行くたびに声をかけていたら
シッポをちぎれんばかりに
振ってこちらへ来ようとする。

でもリードが短くて
直ぐにワンちゃんの体は
リードに引っ張られて止まります。

「 あの子は一年中  外におるんですか?」

気になりますよね。
分かります。
【非公開にしているブログで何回か書いてます】

道からも見えるので
気になるのか
他にも「今日もいるね。」って
話しながら通り過ぎる人もいます。

外にいるから
ネグレクトとは限りません。
愛情深く
冬は暖かく
夏は涼しく
工夫されている家も沢山あります。


でも
ぼくは  ここにいるよ。
わたしは  ここにいるよ。

無関心の果てに
外にいる子がいるのも知っています。

台風の時
翌朝見に行ったら
あまりにもずぶ濡れだった
ので    (犬小屋は飛んでいってしまったそうです)

「次の台風の時は
    玄関に入れあげてください。」と
お願いに行ったこともあります。

暑い日に
水があるか気を揉みながら
過ごしたこともあります。


もう要らない
そう言われる子も
捨てられる子も
もちろん飼い主を
許すことは出来ないけれど

お腹は満たされていても
まるでそこに居ないかのように
扱われている

透明人間のような子も
同じくらい見るのが辛いのです。

このガレージに繋がれた子は
7歳くらいでしょうか。

あと 何年
こんなふうに
生きていくのでしょう。

道を歩く人には
声をかけられて
しっぽを振るのに

飼い主が帰ってきても
コンクリートに寝そべったまま
動こうともしません。

愛されていないこと
ちゃんと
分かっているのです。

ペットショップで買われた
子犬の時は
飼い主さんは抱っこして
「可愛いでしょ!」
「今日はシャンプーに行ってきた。」
そんな話もしていたそうです。


きっとね
同じような子は
日本中にいっぱいいるんです。

虐待されているわけではありません。
ご飯も貰えています。

それなら気にすることありませんか?
私にはとても気になります。

可愛い名前がついているんですよ。
道筋から名前を呼ぶと
じっとこちらを見て
シッポを振ってこたえてくれます。


「ここに  わたしはいるよ。」

その声は
私たちには届くのに
何故  飼い主さんには
届かないのでしょう。

          りーくんの足   ムギのお腹  笑笑

前ブログの
「上げ馬神事」を
関西系のテレビが取り上げてくれました。




来年に期待します。
これほどの大きな反響がありました。
もしも
来年も何の改善もなければ
多度大社さん、桑名市さん。
大きな失望と怒りが
日本中に溢れますよ。

今年集まった
10万人の観光客さん。
あなたにこの声は届きましたか。


※※※   ペンギンカフェがあるそうです   ※※※


お決まりの
【  インスタ映え しますよ。】
こんな狭いスペース。
小さな小さなプール。

本当に
なんでもありの
ペット大国  日本です。

   テレビの映像は全てお借りしました