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一生懸命  りーくんはアインの毛繕いをします

先週の土曜日のこと。
下の女の子が
「ふれあい広場に行くよ!」
「いっぱい動物さんが来るよ!」

  外猫のしろちゃん  寒い冬を越したね!

動物が大好きな
下の女の子に
行くなとは言えなかったけれど

そしてあなたは
動物への愛はいっぱいだけど

胸が苦しくなりました。


あちこちへと
移動させられる動物たち。
以下、ふれあい動物園の写真は
PEACEさんからお借りしました。


ゴールデンウィークなどの
連休になれば
今日は
ここの催事場。
明日は車で揺られ続けて
次の催事場へ。



触られて
掴まれて


逃げ場のないところで
蹴られたり


甲羅の上に
次々に子どもたちを乗せる亀さん。
写真を撮り続けるパパやママ。


フクロウは
夜行性だと知っていますか?
知らないはずはありません。
それなのに
真昼間の明るい光に晒されます。


ウサギは
抱っこされると
大人しくなってしまうので
次々に抱っこされます。

けれども
ウサギは
やめてとは言えないのです。

「 あなたのストレスを
     解消します。
     可愛い動物たちで
     癒されましょう。」

そんなキャッチコピー。
「 移動動物園を呼びませんか。」
催行者の言葉です。


動物たちの
ストレスがどれほどのものかは
全然気にならないし
考えもしないのに


子どもたちが
動物と触れ合うことで
情緒豊かになるとか

その子どもたちの喜ぶ様子を
写真に撮って
「可愛いねえ!」
「もう一枚撮るからね。
    まだ抱っこしていてね!」

こういう野外での催事では
大音響で音楽が流れることも多く
子どもたち、大人たちの
大きな声もずっとしています。

そんな環境が
小さな動物たちにとって
良好であるはずがないのです。


次の日も
その次の日も
こんなふうに檻に入れられて
朝を迎える動物たち。

ふれあい動物園という名の
人間だけの楽しみのために
苦しむ動物たちがいることを
知っていますか。

イオングループは
ふれあい動物園の催事を取りやめています。

知らない人間に
掴まれて
触られて
時には蹴られたり
無理やり食べ物を口に入れられたり

もしも あなたが
そんな毎日だったら
どんな気持ちになるでしょう。

一方だけが触ることを
「ふれあい」と言うのでしょうか。


クロッカスが開花しました。

花の季節が到来です。
人間だけが
春を謳歌する世界では
意味はありません。


春の柔らかな陽射しと
春の柔らかな雨。


外猫しろちゃん。推定10歳をこえました。
寒い冬をよく頑張ったね。

春が来たよ!!