いつも読んでいただいて感謝します。
随分と遅くなりましたが
今年もよろしくお願いいたします。


今年の干支はウサギです。
ウサギはどうして一羽二羽と
数えるのでしょう。

         郵便局で購入しました。manaさんを真似て…

むかし
【⠀四足の動物を食べてはいけない 】と
おふれの出た時代。
ウサギは二本足でぴょんぴょん飛ぶから
鳥と同じ。(あるいは鵜と鷺に名前を分けて)
そう言われて人々に
食されたのです。(ひとつの説です )

元々、食用であったり
ウサギ狩りの娯楽として
人はウサギに接してきました。

  こたちゃんと梅ちゃん(こたちゃんママ)元気ですよ!

いつの頃からでしょう。
小学校が情操教育にと
ウサギを飼育するようになりました。

今でも飼育されている
学校もあるようですが

土日は
世話をする子ども達も
教師も居ず

ウサギたちは
食べるものも水もなく

それが三連休や
長期の休みとなれば
檻の中に
入れっぱなし
飼いっぱなしです。
  元々ウサギはデリケートな生き物
  吹きっさらしの屋外の小屋の環境は良くありません。

そんなニュースが
去年流れました。

「何故、うちの子が休みに
    ウサギの世話をしなくてはいけないの?」
という保護者の声が出ていたそうです。

情操教育ってなんでしょう?

豊かな心をはぐくみ
子どもたちに生き物への
深い愛を知ってもらう。

違いますか?


小学校で飼育され
下半身が麻痺していても
治療して貰えない。
「自然治癒」するからと。

幼稚園で
多頭飼育崩壊を起こして
保護施設に収容される。
(雄と雌を一緒にすれば繁殖することは必然
   生後3ヶ月くらいから赤ちゃんを産めます。)
こんなことが
起きていても
「子どもたちの情操教育のために!」

そんな大人の
身勝手な考えに
振り回されるウサギ達。
それは
許されることですか。


ちょうど12年前の兎年。
ここぞとばかりに
ウサギをペットとして売った業者。

     🐰  鳴きませんよ。
            苦情が来ませんよ。

            ふわふわですよ。
            可愛いでしょう。
            飼いやすいですよ。🐰

ウサギの愛らしさに
最期の時まで
しっかりと寄り添う
人たちも
本当にたくさんいます。

     ネグレクトも多く起きています

けれども一方で
「大きくなりすぎた。」
「全然懐かない。」
「思ったのと違った。」

そんな理由だけで
山に捨てられたり(ウサギは捕食される生き物です。)
保護施設に持ち込まれたり。


高齢者が亡くなり
何とか生き抜いていたウサギさん。
鳴かないから
近所の人にも
気づいて貰えない…。(餓死するケースもあります。)

犬や猫と同じ問題が
ウサギさんにも起きています。


そして
ふわふわの毛を持つウサギさんが
【⠀産めよ増やせよ  】と
言われた時代があったことを
忘れてはいけません。

極寒の戦地の兵隊さんの為に
その毛を剥いで
防寒着にしたのです。


今年は兎年。
※※ 跳躍の年 ※※
そう言われて

メディアが
可愛いウサギを映します。

12年前に起きたことが
繰り返されませんように。

衝動で
軽い気持ちで
ウサギを求め

「うさんぽ」してみたいから…
そんな安易な気持ちで
迎えられることのありませんように。
     (うさんぽを喜ぶ子も喜ばない子もいます。)
この子達はアクセサリーではありません。 


愛しいアイン。
満開の桜を待とうね。

毎日アインの側にいて
アインの頑張る姿を見ています。


犬や猫に比べて
問題がクローズアップされることの
少ないウサギさん達。


愛されもせず
栄養も足りず
感情さえ無くしてしまったウサギさん。
10年間  ケージの中で過ごし
何を思って生きていたのでしょう。

鳴かないから
言葉を話さないからと
人は本当に生き物を
裏切り続けています。                                                  【⠀ウサギさんの写真は全てお借りしました  】

三年間のコロナ禍から
外出制限がなくなり
喜ぶ人たち。

死ぬまでケージの中にいる
動物たちがいることに
思いを馳せる人は多くありません。