いつも読んでいただいて感謝します。


アインを連れてほんの
百メートルほどの散歩。
帰り道で動けなくなりました。

10分 20分と
待ちましたが
動こうとしません。



知人に来て貰い
「 車を取りに行くので
     アインを見ていて欲しい。」
そうお願いしました。

そして
その場を離れようとしたら

座り込んでいたアインが
渾身の力で立ち上がりました。

それはもう振り絞った力です。


「 置いていかれると思ったんやね。」
知人がそう言いました。

自分のリードを
誰か知らない人が持ち
私の足音が遠ざかる。

「 大丈夫!すぐに車で迎えに来るから!」
アインのもとへ戻り
頭を撫でて
「 待っていてね!」

理解したのかゆっくりと
アインは道路に横になりました。


こんなにも
犬は飼い主を追うのです。
飼い主を思っているのです。

「置いていかないで!」と
ありったけの力で
立ち上がろうとするのです。


どれだけの人間が
こんなに健気な犬たちを
保健所と言う場所へ
置き去りにしたのでしょう。

コロナ禍で
衝動的に買われた犬や猫。

思ったより早く
大きくなってしまった。

言うことを聞かない。

そんな理由で
いとも簡単に手放す人たち。

    2019年10月のブログから(今は非公開)

以前のブログで
載せましたが
こんなプレートを
収容されたケージに付けられて

そして処分されていく子がいます。

酷い状態の子を
平然と持ち込む。

こんな飼い主こそ
「 不用 」であって
犬や猫たちに
「 不用の命 」など
ひとつも無いと私は思います。


翌日から
アインは庭散歩になりました。

青い空のもと
もう一度アインと歩く日を
夢見て…

*****

            🌸 星の宝石箱さんのブログより🌸
        花は隣の花と競おうとは思っていません。
        花は ただ咲いているのです。


犬や猫たちも
自分に与えられた生を
生きています。
誰と比べることもなく。
誰と競おうとするわけでもなく。

他人と比べて
生きている多くの人間がいます。
無垢な動物たちと
どちらが崇高でしょうか。

アインの為に出来ること。
今はそれだけを考えて傍にいます。




コロナ療養期間が過ぎました。
優しい言葉をありがとうございました。
咳が残ったり味覚障害が出たりしていますが
徐々に回復していくと思います。
皆様もお気をつけくださいね。