いつも読んでいただいて感謝します。
アインを連れてほんの
百メートルほどの散歩。
帰り道で動けなくなりました。
10分 20分と
待ちましたが
動こうとしません。
知人に来て貰い
「 車を取りに行くので
アインを見ていて欲しい。」
そうお願いしました。
そして
その場を離れようとしたら
座り込んでいたアインが
渾身の力で立ち上がりました。
それはもう振り絞った力です。
「 置いていかれると思ったんやね。」
知人がそう言いました。
自分のリードを
誰か知らない人が持ち
私の足音が遠ざかる。
「 大丈夫!すぐに車で迎えに来るから!」
アインのもとへ戻り
頭を撫でて
「 待っていてね!」
理解したのかゆっくりと
アインは道路に横になりました。
こんなにも
犬は飼い主を追うのです。
飼い主を思っているのです。
「置いていかないで!」と
ありったけの力で
立ち上がろうとするのです。
どれだけの人間が
こんなに健気な犬たちを
保健所と言う場所へ
置き去りにしたのでしょう。
コロナ禍で
衝動的に買われた犬や猫。
思ったより早く
大きくなってしまった。
言うことを聞かない。
そんな理由で
いとも簡単に手放す人たち。
以前のブログで
載せましたが
こんなプレートを
収容されたケージに付けられて
そして処分されていく子がいます。
酷い状態の子を
平然と持ち込む。
こんな飼い主こそ
「 不用 」であって
犬や猫たちに
「 不用の命 」など
ひとつも無いと私は思います。
アインは庭散歩になりました。
青い空のもと
もう一度アインと歩く日を
夢見て…
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花は隣の花と競おうとは思っていません。
花は ただ咲いているのです。
犬や猫たちも
自分に与えられた生を
生きています。
誰と比べることもなく。
誰と競おうとするわけでもなく。
他人と比べて
生きている多くの人間がいます。
無垢な動物たちと
どちらが崇高でしょうか。
アインの為に出来ること。
今はそれだけを考えて傍にいます。
コロナ療養期間が過ぎました。
優しい言葉をありがとうございました。
咳が残ったり味覚障害が出たりしていますが
徐々に回復していくと思います。
皆様もお気をつけくださいね。