いつも読んでいただいて感謝します。
夕方の情報番組で
新天地を求めて
食べ物を求めて
海を渡る イノシシを
待っているのは
捕獲されること。
そして
殺されること。
猫や犬ならば 捕獲【保護】もありますが
イノシシは捕獲 【死】だけが待っています。
捕獲かごの中には
子どももいます。
『 かわいそうな気もするけど 』
人の子ならあり得ない事ですが
子どものうちに
電気槍で
【 殺処分 】します。
人にとっては
生きていては
邪魔な命。危険な命。
島民の数よりイノシシの方が多いのです。
生きていてはいけない
命なのでしょう。
海を渡りきれずに
力尽きるイノシシもいます。
命がけで
海を渡るのです。
生きていたいから。
子孫を残すための命だから。
アインが歩いています。
朝日が燦々と
降り注いでいます。
生きていてはいけない
命だと
あなたに言う権利は
誰にもありません。
今日も神様に
生かされています。
人も動物も…。
でも
人間は当たり前のように
「 可哀想だけど
仕方がない… 」
そう言うんです。
いつでも
どんな時にも。
朝ドラの
『 いもたこなんきん 』
を観ています。
戦局が
厳しくなってきたころ
少年が
カメラを持って向かった先は
動物園でした。
「 もうすぐ居なくなるからね 」
「 猛獣が逃げると危ないから 」
その前に
殺処分するのです。
「 お前は、ライオンに生まれなくて
良かったね 」
町子が連れている犬に声をかけます。
けれども
犬や猫も供出させられて
極寒の地の
兵隊さんの防寒着に
なりました。
夜明けって
人間だけが
待っているものですか。
朝が来ることが
当たり前の生活は
私たち人間も
動物たちも
同じでしょう。
毎日 朝を迎えて
散歩をして
今日も一日
元気でいようね。
世界中の
全ての生き物たちが
平和だと良いのにね。
祈るしかない
無力な私です。
**テレビの画像はお借りしました**