いつも読んでいただいて感謝します。

雑草と呼ばれる草にも
名前はそれぞれにあり
小さな可愛い花が咲きます。


薔薇の花のような
華やかさも
チューリップのような
愛らしさも無いかもしれないけれど

道端に
逞しく瑞々しく
生きています。

自分たちが
雑草と呼ばれていることなど
知りません。


純血種と呼ばれる
犬や猫がいます。

一方で
雑種として生まれる
犬や猫がいます。

人が決めただけで
命としての
変わりはありません。


この子たちは
雑種です。

お母さんも
お父さんも分かりません。

それでも
輝いて生きています。

大切な命をひとつずつ
神様からもらいました。


アインは
ラブラドールレトリバーです。
    純血種がどうかは分かりません。

先代犬のナナは
雑種犬でしたが
愛おしいと思う気持ちは
変わりません。

   ナナ 17歳(推定)亡くなる2ヶ月前

犬が犬であること。
価値に違いはありますか。



純血種同士を
交配させたものは

一般的には
ミックス犬と呼ばれています。

ハイブリッド犬  デザイン犬  ハーフ犬
違いは何なんでしょうか。


1989年
ウォーリー・コンロン氏が
犬の毛にアレルギーのある
盲目の人のための盲導犬として

ラブラドールレトリバーと
抜け毛の少ない
スタンダードプードルを
交配させたのが始まりと言われています。

「ラブラドゥードル」と言います。

                           写真はお借りしました
両方の種の
良いところだけ。

アレルギーのある
盲目の人のために!

その思いとは違って
「ラブラドゥードル」の
子犬たちは
精神に異常をきたしていたり
遺伝上の疾患を抱えていたり。

健康な子犬はごくわずかしか
生まれませんでした。

       写真はお借りしました
「ゴールダー」

ゴールデンレトリバーと
ボーダーコリーのミックス犬です。

いろんな組み合わせの
ミックス犬がつくられています。
遺伝子疾患をもつ子犬も多く生まれています。


この子たちは
自分たちが
犬とか猫とか区別されていることを
知っているのでしょうか。


ウォーリー・コンロン氏は
こう言っています。

「 パンドラの箱を開け、
     フランケンシュタイン の
     怪物を解き放ってしまった。」

もちろん、フランケンシュタインの怪物とは
悪辣なブリーダーの事であり
生まれてきた子犬たちは天使です。

「 倫理観に欠ける
     冷酷な人間が
     子犬工場を作り
     無理な交配を繰り返している。
     お金儲けの事しか考えていない 。」



もし
人間が
こんなふうに

交配して
繁殖させられる側だったら

失敗作だからと
処分される側だったら…

考えてみてください。

  外猫さんに、たっぷりのお水をお願いします。

***
春休みの間
毎日 散歩をしました。

途中の公園で遊んでいたら
どこからか猫の声。


下の子が撫でて
「 ごつごつしてる!
     やせてるよ!」

連れて帰ろうと言う子に
「 首輪しているよ 」
「 勝手に連れて帰れないね 」

迷っているのか、日向ぼっこしているだけなのか
年老いてる三毛猫さん。

どうしても気になる子どもたち。
家に帰り、チュールと水を持って
もう一度来てみたけれど
姿はみえませんでした。

「 おうちに かえったんかなあ 」

今日から二年生と五年生。
ずっと優しいままでいてね…


     夜明けが早くなりました。
      アインと歩いています。
      5時44分の空です。