和風月名（わふうげつめい）をご存知でしょうか。
３月のことを「弥生」と言ったり、６月を「水無月」と言ったり、そして１２月を「師走」と言うのが有名ですよね。
万葉集や日本書紀にも登場するぐらいとても古くから使われていたようです。
旧暦に基づいているので、本来なら１ヶ月ほどズレるのですが、今ではそれぞれの月の異名として定着しています。
それぞれの名前の由来をご存知でしょうか？
（記事をまとめてみます）
→ 正月に親類一同が集まる、睦び（親しくする）の月。
→ 衣更着（きさらぎ）とも言う。まだ寒さが残っていて、衣を重ね着する（更に着る）月。
→ 木草弥生い茂る（きくさいやおいしげる、草木が生い茂る）月。
→ 卯の花の月。
→ 早月（さつき）とも言う。早苗（さなえ）を植える月。
→ 水の月（「無」は「の」を意味する）で、田に水を引く月の意と言われる。
→ 稲の穂が実る月（穂含月：ほふみづき）
→ 木々の葉落ち月（はおちづき）。
→ 夜長月（よながづき）。
→ 神の月（「無」は「の」を意味する）の意味。全国の神々が出雲大社に集まり、各地の神々が留守になる月という説などもある。
→ 霜の降る月。
→ 師匠といえども趨走（すうそう、走り回る）する月。
（国立国会図書館のホームページより引用しています）
「七十二候」と「二十四節気」と「五節句」についてはこちらをご覧ください。