今日1日が始まりました。

あなたは、どんな1日にしますか?

気になっていた本を読んだ。




16歳の彼が、


株式会社の代表になり、


感覚過敏研究所所長となり、


感覚過敏の啓発や


対策商品の企画、生産、販売など


をしている。




この表紙で着ているパーカーは、


裏のタグや縫いしろがなく、


触覚過敏の方には、


「楽な服」である。




ただ、この着やすさも、


彼の感覚であり、


感覚の過敏さは


本当に千差万別である。




感覚は、


味覚、触覚、聴覚、視覚、臭覚。


どれにも、過敏さが生まれる。




この本は、


16歳の彼が、


(彼自身も言っているが、)


子どもと大人の境界に


いるから感じることが


書かれている。




幼くて苦しい原因が過敏さとは


わからなかった時代や、


学校でのサポートについて、


また、


お母さんのその頃の思い、


そして、


今の彼の過敏さに対しての気持ち


などが具体的に書かれている。





学校では、


ある先生の時は


「頑張れ、甘えるな」と言われ、


でも、ある先生の時は、


「給食が無理ならお弁当にしましょ」と、言われる。



本人も、目立つのが嫌で


無理して疲れたり、


先生の支援グッズの説明で


楽にすごせたり、


波はあったようだ。




彼が、若いだけに、


つい最近の出来事ばかりで


まさに、生の声だし、


とても、リアルだ。





素直に書かれていて、


素直に読めた。







一貫していたのは、


感覚過敏を知って。



それから、



過敏さを無くすためには、これ!

と、


決めつけないで。



本人に聞いて。


本人が選んで。


と、言うこと。




イノチグラスに関わっていても


感じるが、


本当にお目の様子は


似ている人は、いても、


みんな違う。





だから、


Aさんには、


楽なカラーレンズでも、


Bさんに、


そうだとは限らない。





自分を理解して、


自分を取り扱いながら、


相手とちょうど良い加減で


繋がっていけるように


生きる。



彼の話す


五感に優しい世界は、


そんな優しいコミュニティを


生む。




そうそう!


灰ちゃんと加藤さんが、


こんなんするらしいよ。


楽しみ楽しみ❗️



なおこ