こんにちは。

 

 

渡邉希久子です。

 

 

 

幼児向けの古事記の絵本を描くお仕事から

古代史に興味を持って地道に勉強しています。

 

 

そして、その興味は、古代縄文の時代には

武器が見つからない事から、長い間争いがなかったという事実と

なぜ、そのようなことが可能だったのか。

 

 

という好奇心です。

 

 

そもそも、日本神話は、八百万の神と言われるように

多く神々がいて、それこそ、石ころや排泄物まで

神様だったりします。

 

 

そして、天照大神が一番格上のような解釈がありますが

古事記を読んでいくと、天照大神や他の神々も過ちをしたり

それについて反省したりする場面があったりします。

 

 

天岩戸の話なんかは、須佐之男命の狼藉に天照大神が岩戸に籠る

という、不可思議な行動です。

一番強い神様なら、狼藉者に成敗すればいいのに

と思うようなところで、天照は引きこもり

その他の数多の神々が、どうやったら天照が出てくるのか集まって会議をする。

というシーンなどは、民主主義な雰囲気を感じさせます。

 

 

縄文的な精神世界の土台を思えば、元々の精神性は

神々のヒエラルキーというものは存在しなかった様に思うのです。

 

 

それがいつの時代からか、天照大神を頂点とし、天皇を祀り上げる

宗教構造が生まれた様に思います。

 

 

ヒエラルキーの精神構造とは、上の者に従っていれば

おこぼれをもらえるという考え方です。

 

 

上に立つ存在が下の民の幸せを思う人格者であれば

平和な世の中かも知れませんが

腐敗した存在であれば、当然、上から下へ腐敗していき

ヒエラルキーの構造は、常に腐敗しやすい要素を持っている

とも言えると思います。

 

 

"長い物には巻かれろ"

というのは、上に立つ人が良き人であることが前提ですね。

 

 

一方、リーダーというのはありながらも

立場的にはフラットな関係というのが、日本の神話の中に

垣間見え、これこそが平和な時代を長年継続できた

縄文時代の智慧なのではないかと考えています。

 

 

絵本『あなたからはじまりわたしに出会う物語』より

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右矢印「花と私」

対面またはZOOMセッション後 

イメージする絵を作成 額装まで

 

詳細はこちらから

 

右矢印「魂の望む最高のあなたを描く」

対面またはZOOMセッション後 イメージする絵を作成

 

予約日程と詳細はこちらから

 


メルマガやってます。登録していただけたら嬉しいです。
※画像付きのHTMLメールですのでPCアドレスの登録をお願いします

 

 

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆

 

絵や絵本は子供だけでなく
大人が本来の輝きを取り戻せるセラピーだと捉え

大人のための絵と絵本の制作・活動をしています。