こんにちは。
渡邉希久子です。
本日とうとう大晦日ですね。
今年はどんな一年だったでしょう。
今朝は週何回か続けているウォーキングの今年最後の日。
一年の締めくくりとお礼に神社へお参りしてきました。
幸先詣のぼりが立っておりました。
今年は古事記の絵本の仕事に始まり、神話の神々の世界から
古代の世界にどっぷり浸かり、その内世界の神話や歴史方面
色々な意味で頭を打ち砕かれる様なことも多々ありました。
その中で直感的に思うのは多神教、アニミズム的考え方が
自分自身も周りも平和にするのだという想いが日に日に強くなっています。
今年の11月に古代史セミナーの先生に連れられて
イザナギイザナミの婚礼の地とされている筑波山に登りました。
筑波山の女体山には、このような、どうやって積み上げたのか
分からない巨岩が多くあるのです。
古神道では、磐座（いわくら）や鎮守の森の森そのものを
神様としていたと言われています。
このような巨大な岩を目の前にすると
やはり、そこに神様的存在を感じずにはいられません。
昔の人は自然と共に神様の存在を身近に感じていたのではないか
と思います。
それが時代を経るにつれ、社殿が建てられ、神主さんという
神様との仲介者が現れ、プリミティブな信仰から様子が変わってきます。
それについてどうこう言うつもりはありませんが
古代の信仰に思いを馳せると
日本人には八百万の神々という思想が根底にあり
岩や森を神様とするのなら、
自然そのものが全て神様な訳ですから
自然の中でより神様が近い存在として感じられ
しかも、自分そのものも神様であるので
外の神様と自分の内なる神様が繋がる体感を
今よりももっと感じられていたのではないか。
と想像するのです。
そしてそれはなんと豊かな
そしてパーソナルな信仰なんだろうと思うのです。
私が思う本当の意味での信仰とは
元々神様の分御霊である自分が大いなる存在と
繋がることにあると考えています。
意識の上でのことなので、社殿や偶像、媒介者は本来はなくても良い
存在で、私と神様、という関係性を自然の神々に見守られながら
結んでいく感覚というのでしょうか。
それは自分自身も神様なのだと思い出すという行為だと思うのです。
これは、もちろん特定の宗教や媒介する人の存在を
否定するものではありません。
神様の存在に対して、直接自分が対話し繋がる意識が大切だと
いう話です。
自分が神様の一部と感じられたなら
他人様にも神様を見出せると思うのです。
それが私の思う八百万の神的な感覚ですが
そんなことを勝手に想像し、普通に神社を参拝する時も
そのような氣持ちでお参りできたら良いなと思っております。
それでは、一年間ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
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物語はこちら「魂の原石を磨く旅」
https://ameblo.jp/1030kiku/entry-12161219378.html
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