こんにちは。
渡邉希久子です。
梅雨明けしたかのような陽気ですね。
7/1宮沢賢治「双子の星」朗読上映会には
過ごしやすいお天気だと嬉しいです。
さて、何故、宮沢賢治作品なのか
双子の星なのか
これを動く絵本のような映像にしたのは何故？
と、問われると
ほぼ、衝動的に作ったとしか言えないところもあるのですが
まず、宮沢賢治の中でも「銀河鉄道の夜」や「風の又三郎」
のように、そこまで有名な作品でもないことがひとつ。
それから、夏休みに親子の演劇鑑賞で「双子の星」を観に行った。
ということが大きかったかも知れません。
直感で
「この作品を絵に映像にしたい！」
と思ってしまったのでした。
その頃、私は何年かの間、作品が作りたくても
なかなか筆が進まないという時期が長くあったのですが
この衝動的とも思える行動のお陰で
作品制作が再開することになります。
そしてまた、物語を見渡すと
決して美しい世界だけではなく
話の中では理不尽なことも起こりますし
激しい感情を出すキャラクターなども登場します。
悪者や愚か者の立場のキャラクターにも
優しい眼差しを向ける賢治の物語。
お星様や自然現象を擬人化する世界観は
日本人が古来から持っている八百万の神という
宗教観にも繋がるようにも思いますし
そのような世界観も、後になってですが
私が表現したい世界としっくり合っていたように思います。
今回4回目となる朗読上映会。
初回は、朗読と映像だけの自宅で開いた小さな会でした。
それが、2回目以降、お店を借りるようになり
生朗読に加え
楽器演奏
うた
いけばな
をやってくださる方が現れ
イベント内容がぐっと濃くなりました。
この世界観を大事にしてくれる方々と共に作り上げ
宮沢賢治の物語を大切にしながらも
パフォーマンス的な要素も充実してきています。
何かをやり始める時に
明確な動機や理由は要らないのではないかと思います。
「あっ！これやりたい！」
と思ってやった事は
後から理由や動機が分かるのではないか
とすら思っています。
直感でこれはいいかも！
と思った方は
ぜひ、いらしてください。
暑い日中を忘れ ひと時
夜空の星の世界に浸ってみてはいかがですか。
7/1宮沢賢治「双子の星」朗読上映会
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絵や絵本は子供だけでなく
大人が本来の輝きを取り戻せる
セラピーだと考えています。
絵や絵本を通じての
癒しの効果や自己啓発を
お伝えできたらと考え
活動しています。
また現在、ライフワークとして
宮沢賢治の「双子の星」の朗読絵本と
大人のための自己啓発絵本を
制作しています。