こんにちは。
渡邉希久子です。
宮沢賢治はご存知の通り銀河鉄道の夜をはじめ
星空を描いた詩や物語を多く残しています。
「あまの川」
あまのがは
岸の小砂利も見いへるぞ。
底のすなごも見いへるぞ。
いつまで見ても、
見えないものは、水ばかり。
あまの川の絵
「いつまで見ても、
見えないものは、水ばかり。」
という下りは、賢治はどういう氣持ちで書いたのでしょうか。
7/1に宮沢賢治「双子の星」朗読上映会を開催しますが
「双子の星」という賢治の童話を映像にしたものに
生朗読をつけていただくイベントです。
はじめは、朗読と映像だけでしたが
これに、現在では楽器演奏やうた、いけばなが加わっています。
イベントでは二部構成になってまして
一部 「双子の星一」
二部 いけばなとアコーディオンのパフォーマンス
「双子の星二」
宇田川美幸さんによる、いけばなのデモンストレーション
佐々木絵実さんによる、アコーディオンの即興
これらに加え、山本灯織さんに賢治の詩を朗読してもらう予定です。
宮沢賢治「双子の星」は、双子のお星さまを主人公とした物語です。
空のお星さまをめぐるお話なので
二部の「いけばなとアコーディオンのパフォーマンス」で
星や天空について書いた詩を朗読してもらおうと考えていました。
あまたある賢治の詩の中で、「あまの川」という
今回の朗読上映会にぴったりのこの詩をみつけた訳ですが
この詩(童謡)を調べてみると、賢治がはじめて
原稿料をもらった作品だったという事が分かりました。
以下ブログ記事よりお借りしました。
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雑誌「愛国婦人」(1921年9月号)に掲載された、賢治の唯
一の生前発表童謡です。
この年は賢治が東京に「家出」していた年で、8月に妹トシの病
気の知らせを受けて、花巻に帰った直後に発行された雑誌に掲載さ
れたものです。常識的に考えて、賢治の東京家出時代に投稿したも
のと思われます。
おそらく、賢治がはじめて原稿料をもらった作品だった、という
ことです。(「賢治童話の展開-生前発表の作品-」による)
こちらのブログより記事を掲載させていただきました。
http://why.kenji.ne.jp/review/review42.html
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これは、とても短い詩ですが、
これに加え、もうひとつの
詩を朗読していただく予定です。
それについては、また次回に。
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絵や絵本は子供だけでなく
大人が本来の輝きを取り戻せる
セラピーだと考えています。
絵や絵本を通じての
癒しの効果や自己啓発を
お伝えできたらと考え
活動しています。
また現在、ライフワークとして
宮沢賢治の「双子の星」の朗読絵本と
大人のための自己啓発絵本を
制作しています。