こんにちは。

 

渡邉希久子です。

 

 

音楽を聴きながら作業していることが多いのですが

最近、よく聴くのが J.S. バッハの「マタイ受難曲」で

FBでこの曲のお話をする機会があって

 

もう少し真面目に聞いてみようと思い

マタイ受難曲の歌の台詞を日本語訳字幕をいれた動画を

発見したので、訳を見ながら音楽を聴いていました。

 

 

ご存知の方はご存知ですが

マタイ受難曲は、新約聖書「マタイによる福音書」から
イエス・キリストの受難を題材にした
音楽劇のような形で語り歌う構成になっています。


これを見ていたら、興味深く見入ってしまい
他のことができなくなってしまいました(苦笑)

 

 


キリストの受難の話というのは
本当にとことん受難と嘆きに満ちていて

そのディテイールがかなりえぐく描かれています。


まず、弟子のユダに裏切られるのは知っていましたが
結局のところ、力づくでイエスが捕まった後は

ほぼ全員の弟子に見捨てられます。


それも、イエスは予言でこのことを知っており
誰が自分を裏切るのかを事前に弟子に話しています。


イエスが囚われの身となった後の
物語後半のイエスの裁判の様子はかなり凄まじく
裁判官が民衆に「十字架刑にするのだ!」と叫ばせたりします。

この感情の根源には妬みがあると、上に立つ立場の者は知っていて

煽るところが根深いです。

 

神との信頼のためか
「私は無実の罪です」
とイエス・キリストはひとことも言いません。

 

最後は民衆が興奮して手がつけられなくなっていく様子が描かれます。

民衆が罵ったり、唾を吐いたり、殴ったり、嘲ったり

それはそれは切なくなります。

 

 

そして、イエスはこの様子を
黙ってに受け入れ
神の御心に委ねます。


裏切りに遭いながら
こうなることを知っていながら
すべての人の罪を背負って
十字架に架けられるイエス・キリスト。


J.S.バッハの美しい音楽の構成で

それを合唱という形で語られたら

当時の観客の心は

この世界の物語に完全に奪われていったことでしょう。


長い曲ですが、とてもドラマチックです。

 

 

ふと

こんな効果的な合唱という演出の歴史が

何故に東洋や中東にはないのだろう

 

と思ったりしますね。

 

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