こんにちは。
渡邉希久子です。
時々、小学三年生の息子が〇〇くんに意地悪された~
と騒いでやってきます。
その場合は、事情をよく聞き、事の成り行きを把握してから、その後、さて、どうしよう、となりますよね。
以前は、意地悪する子のことを
それは、心の中がイライラしているから意地悪したくなるので、本当はその子は気の毒なんだよ
なんて、説明をしてましたが、最近は、あまりにも同じ名前が上がってくるので
同情はいらない
自分がされて嫌な事は嫌そうな顔して
嫌だと大きな声で言いな
と話しています。
ただ、鬱憤を晴らしたいだけの意地悪や、八つ当りも多い訳です。
仏の顔だって、3度までですからね。
しっかり主張して反撃するか
相手がおやっと思うまで無視するか
ちゃんと、自分の身は自分で守らないと。
さて、今回は、弱い立場でも「ここまでやるのね」という小気味いいお話の紹介です。
ピーターラビットは、全世界で愛される挿絵が素敵な絵本ですが
内容となるお話が意外にドライだったり、辛辣だったりするところが
非常に興味深く、それを含めて愛されているのだと思っています。
「フロプシーのこどもたち」というお話では、ピーターの従兄弟であるフロプシーが大人になり、子供を持ってからのお話です。
フロプシーとその子供は、時折、お百姓のマクレガーさんの畑近くのゴミ捨て場で、野菜を食べています。
中でも"レタス"を食べると睡眠薬を飲んだように、うさぎは眠くなってしまうのですが、
この時は、子供たちはレタスを食べて無謀にも熟睡しています。
そこへ、お百姓のマクレガーさんが子うさぎ達が寝ているのをみつけ
袋に子うさぎ達を生きたまま入れて、持ち帰ろうとするのです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160703/05/1030kiku/48/65/j/o0480064013687887258.jpg?caw=800)
持ち帰って、どうするかですって?
それは、もちろん、パイになったり、毛皮になったりするのですよ!
隠れていたフロプシーは、マクレガーさんが別の用事でその場を立ち去った後、袋に入れられた子供達を助けに行きます。
袋は紐でしっかりと結ばれ、助け出すことができません。
子供達の両親は、これでは助からないと泣き出します。
ところが、フロプシー夫婦には、トマシナ・チュウチュウという気の利くネズミがいました。
袋の隅をかじり、子供達は助け出されます。
さて、ここで話は、めでたしめでたし!
となるところですが、これでは終わりません。
うさぎの一家は、穴が空いた袋に腐った野菜や野菜の芯などを詰め込みます。
なぜかって?
子うさぎがそのまま入っている状態に見せかけるのはもちろんのこと
これこそが弱い立場でありながらの静かな反撃なのです。
しかも、ここで終わらず、ご機嫌で戻ってきたマクレガーさんが袋を抱えて、
家に戻るのを後ろからこっそり追いかけて、どうなるかを見届けるのでした。
家に帰ったマクレガーさんは、奥さんに子うさぎを持ち帰ったことを自慢し、
さて、これから、子うさぎ達をどう処理しようかと、楽しそうに話し合います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160703/05/1030kiku/b9/e5/j/o0480064013687887257.jpg?caw=800)
その事の成り行きを窓からじっと眺めるうさぎ達
そのうち、奥さんが入っているものが、子うさぎでなく
腐った野菜やトウモロコシの芯だということに気づきます。
「そして、やさいにさわると、かんかんにおこってしまいました。
おくさんは、マクレガーさんが こんなことを「わざとしたのだ」といいました。」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160703/05/1030kiku/ed/27/j/o0480064013687887256.jpg?caw=800)
トウモロコシの芯が窓から投げられて当たってしまった子うさぎ。
「そうとう いたかったですよ!」
と、筆者は言っておられます(笑)。
覗き見もほどほどにね。
無料メルマガ始めています。
登録していただけたら嬉しいです。
渡邉希久子です。
時々、小学三年生の息子が〇〇くんに意地悪された~
と騒いでやってきます。
その場合は、事情をよく聞き、事の成り行きを把握してから、その後、さて、どうしよう、となりますよね。
以前は、意地悪する子のことを
それは、心の中がイライラしているから意地悪したくなるので、本当はその子は気の毒なんだよ
なんて、説明をしてましたが、最近は、あまりにも同じ名前が上がってくるので
同情はいらない
自分がされて嫌な事は嫌そうな顔して
嫌だと大きな声で言いな
と話しています。
ただ、鬱憤を晴らしたいだけの意地悪や、八つ当りも多い訳です。
仏の顔だって、3度までですからね。
しっかり主張して反撃するか
相手がおやっと思うまで無視するか
ちゃんと、自分の身は自分で守らないと。
さて、今回は、弱い立場でも「ここまでやるのね」という小気味いいお話の紹介です。
ピーターラビットは、全世界で愛される挿絵が素敵な絵本ですが
内容となるお話が意外にドライだったり、辛辣だったりするところが
非常に興味深く、それを含めて愛されているのだと思っています。
「フロプシーのこどもたち」というお話では、ピーターの従兄弟であるフロプシーが大人になり、子供を持ってからのお話です。
フロプシーとその子供は、時折、お百姓のマクレガーさんの畑近くのゴミ捨て場で、野菜を食べています。
中でも"レタス"を食べると睡眠薬を飲んだように、うさぎは眠くなってしまうのですが、
この時は、子供たちはレタスを食べて無謀にも熟睡しています。
そこへ、お百姓のマクレガーさんが子うさぎ達が寝ているのをみつけ
袋に子うさぎ達を生きたまま入れて、持ち帰ろうとするのです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160703/05/1030kiku/48/65/j/o0480064013687887258.jpg?caw=800)
持ち帰って、どうするかですって?
それは、もちろん、パイになったり、毛皮になったりするのですよ!
隠れていたフロプシーは、マクレガーさんが別の用事でその場を立ち去った後、袋に入れられた子供達を助けに行きます。
袋は紐でしっかりと結ばれ、助け出すことができません。
子供達の両親は、これでは助からないと泣き出します。
ところが、フロプシー夫婦には、トマシナ・チュウチュウという気の利くネズミがいました。
袋の隅をかじり、子供達は助け出されます。
さて、ここで話は、めでたしめでたし!
となるところですが、これでは終わりません。
うさぎの一家は、穴が空いた袋に腐った野菜や野菜の芯などを詰め込みます。
なぜかって?
子うさぎがそのまま入っている状態に見せかけるのはもちろんのこと
これこそが弱い立場でありながらの静かな反撃なのです。
しかも、ここで終わらず、ご機嫌で戻ってきたマクレガーさんが袋を抱えて、
家に戻るのを後ろからこっそり追いかけて、どうなるかを見届けるのでした。
家に帰ったマクレガーさんは、奥さんに子うさぎを持ち帰ったことを自慢し、
さて、これから、子うさぎ達をどう処理しようかと、楽しそうに話し合います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160703/05/1030kiku/b9/e5/j/o0480064013687887257.jpg?caw=800)
その事の成り行きを窓からじっと眺めるうさぎ達
そのうち、奥さんが入っているものが、子うさぎでなく
腐った野菜やトウモロコシの芯だということに気づきます。
「そして、やさいにさわると、かんかんにおこってしまいました。
おくさんは、マクレガーさんが こんなことを「わざとしたのだ」といいました。」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160703/05/1030kiku/ed/27/j/o0480064013687887256.jpg?caw=800)
トウモロコシの芯が窓から投げられて当たってしまった子うさぎ。
「そうとう いたかったですよ!」
と、筆者は言っておられます(笑)。
覗き見もほどほどにね。
宮沢賢治「双子の星一」の朗読と無声動画の夕べ
日時: 7月9日(土)
開場: 17時半
上映: 18時~20時半頃予定
定員: 12名様(お席が埋まりつつありますのでお早めに)
1500円(軽食・ドリンク代込み)
南阿佐ヶ谷近辺(お申し込み後詳細お知らせします)
宮沢賢治「双子の星一」の朗読と無声動画の夕べの参加申し込みはこちら
日時: 7月9日(土)
開場: 17時半
上映: 18時~20時半頃予定
定員: 12名様(お席が埋まりつつありますのでお早めに)
1500円(軽食・ドリンク代込み)
南阿佐ヶ谷近辺(お申し込み後詳細お知らせします)
宮沢賢治「双子の星一」の朗読と無声動画の夕べの参加申し込みはこちら
あなたの本質を輝かせるアートセッション
南阿佐ヶ谷近辺(お申し込み後詳細お知らせします)
10:00~11:00または13:00~14:00
60分 7000円
7月12日(火) 10:00~ 13:00~
7月14日(木) 10:00~ 13:00~
お申し込みはkikuko.win★gmail.comの★を@に変えてご連絡ください
南阿佐ヶ谷近辺(お申し込み後詳細お知らせします)
10:00~11:00または13:00~14:00
60分 7000円
7月12日(火) 10:00~ 13:00~
7月14日(木) 10:00~ 13:00~
お申し込みはkikuko.win★gmail.comの★を@に変えてご連絡ください
お守り絵本ワークショップ
日時: 7月15日(金) 定員4席(残3)
10時~12時半頃予定
3500円(材料費・お茶代込み)
南阿佐ヶ谷近辺(お申し込み後詳細お知らせします)
※7月末までモニター価格でご提供します
オプション:布地の持ち込み プラス500円
表紙となる布地をお手持ちの布で作成することもできます
布地を作成日3日前までに郵送で送っていただき、こちらで表紙用に裏打ちを施します
お守り絵本ワークショップ(7/15)の参加申し込みはこちら
日時: 7月15日(金) 定員4席(残3)
10時~12時半頃予定
3500円(材料費・お茶代込み)
南阿佐ヶ谷近辺(お申し込み後詳細お知らせします)
※7月末までモニター価格でご提供します
オプション:布地の持ち込み プラス500円
表紙となる布地をお手持ちの布で作成することもできます
布地を作成日3日前までに郵送で送っていただき、こちらで表紙用に裏打ちを施します
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