こんにちは。

先日のブログ「土地を愛するアーティスト」の続きです。

千葉県鴨川で作家生活を続けている宮下さんの話です。
鴨川の金束(こづか)市の(ご自身が言う)山奥にお住まいなのですが、環境の良さから都心から移り住んでくる作家さんも多いそうです。


そこでは、元々ある地域交流の場と、新しく出来てきたコミュニティの両方があるそうですが、宮下さんは両方とも参加しているそうで、その時のお話が興味深かったのです。


元々の町内会の方で出てくる話といえば、過疎化の問題や地域の担い手不足、少子化等々、宮下さんいわく、暗~く下を向いてしまいそうな話が多いそうなのですが

もう一方の新しいコミュニティでは、アートイベントの開催や新しい住民との交流、地域活性化や教育の話で盛り上がるそうで、新旧の交流の場では、相当、温度差があるようなのです。


その新しいコミュニティで、宮下さん主催する金束アートフェスティバルは、今年で7年目を迎えるそうです。
アーティスト、地元の方、外から参加される方で構成されるアートフェス、今年は私も行ってみたいと思っています。
金束アートフェスティバル



また、宮下さんは、半農で調味料などはご自身で作っているそうですが、ご近所の方との物々交換が多いらしく、そこにはお金が介在しないやり取りが、日常的に多くあることも面白さを感じます。

昔のご近所に味噌や塩を借りたりするのに似ていますね。



パーマカルチャーという言葉を知ったのも、この日の話からです。
金束の土地で、パーマカルチャーを実践しようと移住してくる外国の方も、ちらほら増えているとか。

パーマカルチャーとは、オーストラリアのビル・モリソンとデビット・ホルムグレンが構築した人間にとっての恒久的持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系のことです。 この言葉は、パーマネント(永久な)とアグリカルチャ-(農業)あるいはカルチャー(文化)を組み合わせた造語です。

パーマカルチャーとは

パーマカルチャーの基本になる3つの要素は、

自然のシステムをよく観察すること
伝統的な生活(農業)の知恵を学ぶこと
現代の技術的知識(適正技術)を融合させること

 それによって、自然の生態系よりも生産性の高い「耕された生態系(cultivated ecology)」を作り出します。

 そしてパーマカルチャーは植物や動物だけでなく、建物、水、エネルギー、コミュニティなど、生活全てをデザインの対象にしています。

サイトより一部抜粋

小さいところでは、ビルの屋上に菜園を造ったりするところから始まり、一軒の家の循環型システムとデザイン、果ては、村や都市の創造に至るまで、規模は無限になります。



お金を使わないエネルギー交換、恒久的持続可能な環境デザイン
田舎だからできるのかな、と少しぼんやり考えてもいましたが、この記事により、

稼ぐことから自分を解放しよう! ソーヤー海さんに聞く、“ギフト経済”の次にある、“ギフトエコロジー”の世界

都会でもできることは、いっぱいありそうだ。
とも思え、都会であれ、田舎であれ、そもそも、こういう考え方を持つことが面白いですし、それに基づいて、できることをやっていくことが、楽しい変化に繋がっていくように思いました。


電力の自由化で、既存の会社からクリーンエネルギーを扱う会社と契約するのも、その内のひとつですよね。

よく、考えたら、我が家はお隣さんから、しょっちゅう採れたてのお野菜をいただくのでした。
うちには、菜園はないので、お返しにお中元でいただいた果物を差し上げたりとか、ママ友さんからは六本木某ホテルのレストランでシェフをしているご主人様から、おすそ分けで一個いくらするか分からない美味しいパンをいただいたりしています。

ありがたい交流が結構ありますね。


ギフトエコロジー、こちらも、非常に興味深いです。
お金を稼ぐことを先に考えず、なりたいライフワークからやることを考え実践していく、という流れは幸せを呼ぶように思います。

ではでは、この辺で。


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