こんにちは。
本日、2本目です。

昨日、Face bookの方で、水彩画描くときに水張りするの?
という質問があり、
紙がたわむとか、ウネウネするとか
知らない人には分からないなあ
と思いまして、そのことを書いてみることにしました。


では、そもそも、水張りってなんざんしょ。


水張りは、水彩画など、水分多く含む画材を扱う時、
そのまま描くと、紙が水分を吸収してたわんでしまうので、
あらかじめ紙を濡らし、マスキングテープで
パネルに紙を張ることをいいます。


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1. まず、水を濡らしたハケで紙に塗り
水分を含ませます。

2. 次に、木製パネルに紙を置き
マスキングテープで四辺に張って
止めていきます。

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こうすると、紙が乾いた時にピンと張り
絵を描く時に水分を含ませた絵の具を塗っても
紙がたわまないのです。


紙がたわんだり、ウネウネすることがなくなるので
作品として制作する時に描きやすいかと思います。




そういえば、昔、個展をやった時には
50枚位、大量にパネル張りして作品を描いていたけど
最近、やってないな、と思っていたら


最近の作品は、後から動画にすることを見込んで
背景を描いてないのでした。


つまり、動くものと背景は別々に描いてます。

この花の場合、背景も水彩で一緒に描いてしまうと
後で動画にする時は、結局、背景と切り分けたりするので
最初から、別で描いています。


花の絵


今度のコラボ会では、ミモザを描きますが
ミモザは黄色なので、水彩だと弱く見えてしまう
場合もあります。

そういう場合は、背景を描いて
ミモザの花の色を引き立たせても
いいかと思います。



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