さて、元気になったキ・チョルは(笑)
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「ぐぬふはははは〜〜〜」
仁王立ちした男が、派手に笑っているのだが・・・・・・・
「 復活!!!!!!」
「以前より体調が良いのです! 前は内功の力が体を蝕むように暴れていて、暴走するかと気が抜けずに日々を過ごしていたのです!!!」
「・・・・・・・・・・」
典医寺にきたキ・チョルが、『僕は調子が良いですよ』アピール始めたのだが、これが。。。
「さあ リオン様!
儂が御身の剣となりますぞ! 此れから儂はどう立ち回れば良いですかな?
リオン様、御指示を下さりませ!
この府院君キ・チョル、身命を賭して必ずや成し遂げてみせますぞ!!!」
内功の力を抜いて、今のキ・チョルに丁度いい具合にしたからか・・・ 完全に舞い上がってるなぁ〜〜〜
しかし、それにしても うるさい!!!
同じ室内にいて、その声の大きさは何なんだ!!!
イラッとくる鬱陶しさに、いい加減げんなりしていたのだが、キ・チョルの言葉に「使い道か・・・」と考える
「ええ! 儂を使うて下され! 」
「・・・・・・・・・キ・チョルよ」
「はい!何でございましょうか?」
「1つ、お前に言っておきたいのだが」
「はいはいはい!!!
何でも言って下され!!!
儂に何を仰って下さるのですか♡」
「〜〜〜〜〜〜うるさい!!!
こんな近くにいるくせに、その大声は何なんだ!!!
普通の声で話さぬかっっ!!!」
キ・チョルの胸ぐらを掴んで、一気に言い切った私に、目を白黒とさせている
「・・・・・それに、お前が私の陣営に入ったと徳興君が知れば、また何か悪巧みするだろう・・・」
「・・・・・申し訳ございません」
ん?
萎らしく頭を下げるキ・チョルに、周りが【 ざわり 】と反応していた
まあ、そうだろうな・・・・・
悪名高い府院君キ・チョルが、私の一言で頭を素直に下げ、『 反省している 』と見るからに分かる ショゲっぷりだものな
くすくす・・・・・・
まるで犬耳と尻尾が見えるようだぞ
・・・・・・・オッサンだけどな
「まあ・・・いいだろう
バレようが何しようが、私が徳興君を排除するのは決めたことだ
・・・・・・そんなに気にしなくていい」
最後の言葉に『 ガバッ 』と顔を上げたキ・チョルなのだが
嬉しそうな笑顔に、尻尾の幻影が フリフリと振られているのが見える
「よし! 作戦会議といくか!」
私はチャン侍医も呼び、離れに向かったのだった
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リオンが、ハッキリと徳興君のことを敵認定しました!!!
そして次回は、キ・チョルを交えての作戦会議となります