玄高村(ヒョンゴ村)って、昔、太王四神記でも出てた場所ですよね?
最初にドラマを見たとき、「あれれ?」って思ってたんです・・・ 調べてみたら監督さん、同じ方でしたし☆
なんか、嬉しかったなぁ〜〜〜・・・
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「本気ですか!? 典医寺に戻るだなど!!!」
「だぁーって、ここにいても私、することないんだもん!」
「あなたという方は・・・・・どれほど危険なのか、お分かりにならないのですか!」
あーーあ、さっそく隊長に怒られてるな、姉上
「それにね、私イイこと思いついたのよ!
マタハリ作戦よ! マタハリ!!!」
「・・・・・・それは何ですか?」
「女スパイの代名詞なんだが・・・・・姉上にスパイは無理だろう」
「えーーー! 大丈夫よ!」
天界語が飛びかって意味が分からん!!!
俺にも分かるように話して下さい!!!
「つまり、女の色香で相手を惑わし情報を引き出したり、嘘の情報を流したりするんだ」
「・・・・・・つまりは、間者ですね」
「そう、それよ!!!」
得意げに「それそれ!」と言ってるけど、姉上?
男を色香に惑わす・・・なんて、無理でしょう?
私が言えば、隊長が「うんうん」頷いてるし
それを見た姉上が、プンスカ怒ってるし・・・
ほらほら、そうやってすぐ頰を膨らませて・・・
そんな所が、大好きですが・・・マタハリは無理ですよ
「男を手玉にとるには、医仙は少々 正直すぎます」
「顔に全部出るからなぁーーー」
「なによ、2人して!」
まだ諦めない姉上・・・・・
「では姉上? マタハリはどんな女性だったか知ってますか?」
「え? えっと・・・・・・」
知らないんだな・・・・・
「映画とかで有名になりましたが、実際はマタハリはダンサーであり、高級娼婦だったんです
客は軍関係の男ばかり・・・ピロートークで情報を引き出すなんて・・・
・・・・・姉上には、無理でしょう?」
「ゔ・・・・ゔゔゔ・・・・・」
はぁ〜〜〜・・・・仕方ない
「隊長・・・」
「何でしょうか、リオン様・・・・・?」
呼ばれてリオン様を見た俺に、あの方は・・・
「姉上に誘惑されてくれないか?」
「・・・・・・・は?」
この方は何を言いだすのだ!!!
「はい! 姉上、マタハリ作戦を隊長に仕掛けてください!」
「え? ちょっ、ちょっとリオン!?」
「はい! 早くする! 女の武器で誘惑して情報を引き出すんでしょう?」
「そうだけど・・・」
《 パンパンッッ!!! 》
大きく手を打ち音を出したリオン様が、ギロリと医仙を見たのだが・・・・・
・・・・・・その視線、俺でも少し怖いですぞ
徳興君や府院君に、『またはり』・・・という作戦を仕掛けるという医仙を、心配されたあまり・・・
なのでしょうね・・・・・
「分かったわよ! えっと、じゃあ・・・」
・・・・・・・何をなされるのだ?
「まずはスキンシップよね! 男の人って女性からのスキンシップに弱いって言うじゃない?」
すきん・・・湿布???
「俺はどこも痛くはありませんが?」
「何言ってるのよ? いいからチェヨンさんは立ってて!」
「・・・・・はあ」
何なんだ・・・・・・
訳がわからん・・・・・
ん? んん??
急に医仙の腕が、俺の腕に絡んできた・・・と思えば・・・・
ぴたり、と俺の腕に寄り添い、医仙の温かな身体を感じる
いや、ぐいぐいと医仙が・・・・・・
い、い、医仙が・・・・・・
俺の腕に、胸を・・・・・・・・
「何をしているのですか、あなたは!!!」
俺は医仙を腕から引き剥がしたのだが、この方は・・・・・・・
「ダメよ! 今ねマタハリ作戦中なんだから、あなたはじっとしてて!」
そう言ってまた、俺の腕にしがみついてきた
「・・・・・・どう? 私にドキドキする?」
いつもの明るい笑顔で俺を見上げてくる医仙
・・・・・・・可愛い
それに、細身な医仙の・・・・意外なほどの胸が、俺の腕に当たって・・・・・・
それに・・・・俺の腕にしがみつく距離で、医仙の華やかな香りが、俺の鼻をくすぐる・・・・
・・・・・・良い香りです、医仙・・・・・・
・・・・・・・はっ!!!
い、いかん!!!
惑わされては、いかん!!!
俺は必死に顔に出さないよう、我慢した
「・・・・・・ダメかなぁ〜〜〜」
「これで分かったでしょう? 誘惑など、姉上には無理なのです!」
「いいとこ いけたと思ったんだけど・・・」
「これを、徳興君や府院君にするなど・・・笑われるだけですよ!」
「え〜〜〜そうかなぁ〜〜〜」
「特に徳興君など、自分に気があると思って姉上を床に押し倒します!」
「え? そうなの? 」
「ええ、奴の性格ならあり得ます!」
・・・・・・医仙の香りと感触に惚けていた俺の耳に、医仙が俺にしたことを・・・・
あろうことか徳興君にすると聞こえた
「なりません!!! 彼奴に近づくなど、絶対になりません!!!」
「分かったわよ〜〜〜・・・・あいつはチェヨンさんよりヤバい奴だから、私も近づきたくないもの・・・・・・」
「さ、私が持ってきたお菓子がありますから、お茶にしましょう」
「お菓子!? 食べる食べる!」
『お菓子』の一言で、医仙の気をそらせたリオン様・・・・・・お見事です
先に医仙を行かせたリオン様が、俺のそばに寄って・・・・・耳元に口を近づけ・・・・
「隊長は、顔より耳の方が正直なのだな・・・」
「は? 耳?」
「気づいてないのか? 顔は無表情にできたが、耳が・・・・・・・・真っ赤だぞ」
「・・・・・・!!!」
慌てて耳を手で触れれば、確かに熱い
これではリオン様の言う通りに、耳は真っ赤なのだろう
「少し、冷ましてから来るといい・・・」
「はい、そうします」
ははは・・・・と、明るく笑いながらリオン様は、行ってしまった
耳も、身体も熱くなった俺は、ぱたぱたと手で仰いで、少しでも涼もうとしていたのだった
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耳は正直なヨンさんでした♡