ウンス役のキム・ヒソンさんを初めて見たのは
ドラマ『品位ある彼女』でした
現代モノで、サスペンスで、暗い所のあるドラマでしたが、ヒソンさんがまあ、綺麗でした♡
話もテンポ良くて、謎も多いので最後まで一気に見た感じです!

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皇宮の中庭で話していた俺と医仙は、迎えにきたチェ尚宮・・・・叔母上に連れられ王様のもとへと向かった


王様も昨夜の事を聞かれたのだろう・・・


通された執務室では、王と王妃が揃って居られた


王と王妃、それに医仙が席につき・・・俺は医仙の隣に立った


「昨夜は何かあったのですか?」
「ええ・・・まあ・・・」

「御師様が怪我をして、典医寺に帰られたと聞き及びましたが・・・」
「・・・・・そうです」

「して容態は?   怪我は酷いのですか?」
「昨晩は怪我のせいで熱が出ていましたが、今朝には引いて、お粥を食べてました」

「してどうしてその様な事に・・・」
「其れがですね・・・」

聞かれた事に『ほいほい』答えようとする医仙を遮り、俺は・・・・・


「いいえ、何も!」
「よく言うわ!  だいたい この人が・・・」

俺を指差す医仙の手を、突き出した指ごと  俺は握りしめた


「済んだことです・・・  」
「あ、もう!  分かったから、離して」

「開京(ケギョン)に隠密の軍団が入っております・・・  つきましてはリオン様と医仙を今後、王妃様と共にお守りできるよう お計らいを・・・」

「それでかまわぬか?」
「それが良いかと・・・私のもとならチェ尚宮と武女子(ムガクシ)がおり、私と同じ護衛がつく事になります」


よし、この件はうまくいった!

これで皇宮の中で、医仙の安全を確保できる


「医仙、過日 仰っていた来たる世の話を聞きたい」

とうとうきたか・・・   医仙がこの国の先の話しをした事で、いずれは聞かれるであろうと思ってはいた

しかし・・・   その話をすればするほど、医仙は・・・その身を、命を、狙われる


キ・チョルだけではない・・・

少しなりと野心のある者ならば、喉から手が出るほど欲しい情報なのだから


「そこは東南アジアの下あたりで〜〜〜」




・・・・・・・医仙、芝居が  ド下手です





これでは如何にも『誤魔化してます』と王様に伝わるでしょう


・・・・・・・それで諦めて下されば良いが


「おやめください」
「あれは私が来たから、そんな歴史になったのか
私がここへ来る前の歴史なのか・・・」

「やめろ!と、申している」
「別に具体的なことは話してないでしょう?
わからないって言うのも、ダメなの?」


立ち上がった医仙が、俺に食ってかかる


「なぜ わざわざ言わねばならないのですか!」
「分からず屋!  何よ!パートナーがそんなんじゃダメじゃないの!」

「黙って!」
「何をよ!!!」


はっ!と気づけば、王の御前で俺は医仙と言い合ってしまった・・・・・

王は視線を他に向けられ、王妃は大きな目をさらに大きくして俺と医仙を交互に見つめている







それに叔母上・・・・・・そんなに口を開けっぱなしていては、涎が垂れるぞ



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近衛隊の兵舎では、今・・・・真剣に討論が行われていた

今まさに話さんとするトクマンが、皆の視線を集めている・・・


「・・・・先に手を握ったのは 医仙様の方だった!   ・・・こうやって!」

トルベを相手に実演するトクマン

「すると隊長は、ぐっと掴んで、こうやって連れていったのだ!」

座っていたトルベを引きずるように引っ張った彼は、トルベに手を振り払われた


「あの隊長が?」
「おう、そうよ!」

「医仙の手を掴み、引っ張った?」
「おう、そうよ!」


「嘘つけ!」
黙って聞いていたチュソクが、トクマンの頭を叩いた

「他に見た者が居らぬのをいい事に、言いたい放題だな!」
「まことなのです!」


「あの隊長が・・・  女の手を?
・・・・・・・それも医仙様を?・・・・あり得ぬ!!!」

トルベの長い独り言に、皆が頷いた


「俺は本当に見たんですぅ〜〜〜」

トクマンの情けない声が兵舎に響いていた



ちょうど通りかかったテマンを捕まえたトクマンは、お前も見ただろう!と迫るが・・・

「俺は、見てない」

テマンにそう言われ、「ホラ吹き野郎め!」と、トルベに叩かれるトクマン


「あれは、見た!」
「何を?」

一旦は向こうへ行ったテマンが戻ってきて、得意顔で言ったのは・・・・・・


「医仙様とリオン様が隊長を生き返らせた!」
「もっと分かりやすく話せ!」

「リオン様が隊長の胸を押して、医仙様が隊長に口を重ねて、息を吹き込んだんだ!!!」

「そ、それも、一度や二度ではなく、何度も、何度も!!!」

「「「「ええ???」」」」

「それで息を吹き返したんだ!  医仙様とリオン様は隊長の命の恩人だぁ〜〜〜」



「え?」
「あ?」
「お?」


医仙の唇が、すでに隊長のものだと知った近衛隊の面々は、次々と 床に崩れ落ちていった。。。



・・・・・あとは呆然としている者たちであった


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この時代の人って、純情だわぁ〜〜〜♡