ドラマでは12話に入るくらいです

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「リオン、力を貸して!  ・・・あの人を死なせたくないの!!!」
「私もだ・・・王妃様、人払いを・・・」


「チェ尚宮、人払いを・・・」
「畏まりました」

素早くチェ尚宮が女官やらに目を配り、外へと出した


【  ぽんっっ  ♬  】

『隊長の居場所なら、僕にお任せだよ!』
「ソンファ・・・・良い子だ、道案内を頼むぞ」

『隊長のマークは〜〜・・・うん、町にいるね』


「・・・・・リオン様、そ、それは何でしょうか?」

しまった、王妃はまだ知らなかったな
大きな目が飛び出しそうだ・・・

だがさすがは王妃、取り乱したりなどせずにソンファを見つめている


「ああ、私に仕える龍だ。名はソンファという」
「ソンファ・・・」

『僕ねソンファって言うの♡  よろしくね〜〜』
「くすくす・・・こちらこそ、よろしく頼むぞ」

・・・意外に順応がいいんだな

そっとソンファに触って「鱗がすべすべしておる」なんて言ってる


「ソンファ、ムリョンは何処にいる?」
『んーっと、ムリョンは・・・あれれ?急いでこっちに来てるよ』

そうか、何か掴んだのかもしれぬな・・・・・

「王妃様、私は典医寺に戻ります」
「リオン様、隊長の事よろしくお願いします」

「ええ、王にも欠かせない人材ですし、何よりあの様な男を無駄死にさせたくはない」
「私に何かできるのであれば言うて下さい」

力強く頷いたリオン様は、見ているだけで安心できた

ああ、この方に任せておけば安心だと・・・心より、そう思えるのだ


リオン様にチャン侍医、医仙殿が典医寺に戻られていった

もちろん警護の者達も一緒に・・・






「チェ尚宮・・・リオン様という方は、ほんに度
量の大きな方ですね」

康安殿に戻ろうと坤成殿を出た私は、廊下を歩きながら後ろを歩くチェ尚宮に話した

「ええ、懐に入った者を受け入れ、信じ、使われております

リオン様御自身が見込んだ者を手足に使い、皇宮の中から町中の情報まで得ておられるようです」


「人心をその手の中に掴まれておる、もちろん、私も彼の方を尊敬しておる・・・チェ尚宮はどうだ?」
「畏れながら私も、彼の方を知れば知るほど感心し、お力になりたいと思います」

「ほほ・・・武女子(ムガクシ)の頭のそちをも、魅了する方だの・・・」
「はい・・・」

「チェ・ヨンも救って下さるだろうか?」
「ええ、きっと・・・」


「・・・・・得難い方なのだ、彼の方は」
「はい、二人とおられぬ方です」


話しながら坤成殿へと進む王妃とチェ尚宮

・・・・・・その話に、じっと耳をすませて聞いている者がいた


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典医寺に戻ればムリョンが来ていた

「急ぎ来たようだな」
「ええ!  早急にお聞かせしたいことがありまして・・・」

「聞こう」

「実はキ・チョルなんですが、ここ四ヶ月ばかり同じ日、同じ時、同じ場所へ出かけているのです」
「何をしに?」

「それは分かりませんが、三、四人の共を連れ  夜半、戌の刻から亥の刻の間出かけるそうです」
「そうなのか・・・」


「なんで俺が急いだかってーと、リオン様」
「ん?」

「それが今夜だってことと、この事をチェ・ヨン隊長がお知りになったって事だからです」
「・・・・・すごいなムリョン、その情報は何処から仕入れた?」

「ああ、手裏房の下っ端からです。調べたいとき     実際に後をつけたりすんのは下っ端ですからね〜

・・・・で、下っ端は大抵 金がないから!
普段から少しづつ酒を一杯奢ったりして、縁を繋げるんすよ!

そういうのを何人も抱えてれば、そいつ一人の口から聞きだせるのは大した事なくても、何人もの口から聞き出せば、いずれ大きな情報になります」


「・・・・・・ありがとう、ムリョン」
「いえいえ・・・」

「チャン侍医、地図はあるか?」
「こちらに」


地図を囲んでムリョンの言う場所をなぞっていく


「このルートを通るのだな?」
「るー?  そこを通ります!」

「ならば・・・隊長は何処でキ・チョルを待ち受けているのか・・・」
「・・・・・キ・チョルと戦える場所ですね」

ああ、そうだ  チャン侍医


「ここではないでしょうか?」

チャン侍医が示した指先は、ある通りを指していた


「夜になればこの通りを人は通りません
隊長のことです、他の人間を巻き込まないよう  気をつけると思います」

「そうだな・・・」

ムリョンを見れば頷いていた


「隊長のことだ、昼間 説得しても聞かないだろう
夜、その時間に直接止めに行く」

「私は?何か手伝えないの?」
「姉上には、重要な事をしてもらいます・・・
頼めますか?」

「もちろんよ!  何でも言って!!!」


「1番重要な役回りですから、姉上♡」
「・・・・・・ちょっと、怖いわね」


少し青い顔している姉上は  置いといて・・・

「さ、夜までに策を練るぞ」
「はい、リオン様」(チャン侍医)
「おう! 」(ムリョン)
「はぁーい♡」(ウンス)

『僕もいるよ〜〜♡』

四人と一匹は、それから『どうすれば止められる』かを、議論していったのでした


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