後遺症が残り、薬を一生涯飲み続けるんだったら手術なんてしない。

そんなんじゃこれから先、楽しく生きていけないでしょ。

だったら長く生きられなくたって好きなことやって、楽しく生きたほうがいいだろ。


そぉ思ってた。

今、考えれば馬鹿野郎な男ですね。

家族や仲間達に心配をかけ、そして迷惑もかけてるのに・・・。

それなのにアレが嫌だコレが嫌だから手術はしないなんて馬鹿なことを。どんだけ心配かければ気がすむんだよってね。

ホント最低。


あの時は、
『ごめんなさい』



手術をすることを決意しました。
後遺症なんて克服してやる。
癌になんか負けるもんか。
手術をするかしないかで凄く迷った。

俺は甲状腺の腫瘍の部分だけ取ればいいと思ってたのだが俺の場合は、甲状腺を全部取らなければならないらしい。

全部って・・・。

甲状腺って無くなっちゃっても平気なの?

部分を取るとか、半分取るとかならまだ話がわからないでもないが全部はいくらなんでもダメなのでは!?

後遺症とか障害とか大丈夫なの!?

声は出るの!?

普通に今まで通り生活はできるの!?


そんな考えばかりが、
頭をよぎった。

先生に色々聞いたり、自分なりに調べたりもした。

甲状腺は主に、
ホルモン、カルシウムなどを分泌する機能を持つらしい。

それってものすごく
大切な機能なのでは・・・。

甲状腺を全摘出することにより考えられる後遺症は、うつ病、声の高低変化、口手足の痺れ、顔体のむくみなどがあるようだ。

人によって症状も様々らしいが。

それと薬を一生涯、飲み続けなくてはならないこと。


う~ん・・・。


どうしたらいい・・・。




答えはすぐには出なかった。
セカンドオピニオンの結果はすぐにわかった。






『濾胞癌』
そして、
『肺への転移』



同じだった・・・。



でも手術をしてその腫瘍を取ってみないことには、
100%とは判断できないらしい。
まぁでも、90%以上間違いないと言われたが。


・・・・・。


100%も90%も俺から言わせれば一緒だよ。



癌センターでも、大学病院でも手術を勧められた。


本当に嫌になる。

なんで俺なん。

この年齢でなるの。

早すぎるだろ。


久々に落ち込みました。
どん底に突き落とされた気分になった。