レアちゃんたちが自力で正解した2️⃣が終わったから、次は1️⃣ね。
でもこれだけの情報で、鉛筆の数なんてわかるの?


1人当たりの配った本数はわかるけれど、人数の情報が全然ないからなぁ


うん、私たちもそれがないから、どこを手がかりにすればいいかわかんなくて、ギブアップだった


これはレアちゃんたちには、考え方が難しかったかな。メイドの皆さん以外でわかった人はいますか?


これだけの情報で・・・あ、ちょっと待って。これって・・・
なるほど、そういうことか。答えは700本ね






ルイルイ、人数の情報がないのに、なんでわかったの?


確かにこの問題では、人数の情報はないけれど
〈比例の関係〉から、鉛筆の本数を計算することができるの


比例の関係?1つずつとか、2つずつとか、一定の割合で数字が増えたり減ったりすること?


そうだよ。でもホントにそれでわかるの?


わかるんですよね、これが。まず問題文にある2通りの鉛筆の配り方に注目しましょう


えっと・・・
大人に6本、子供に12本ずつ配ると80本足りない
大人に5本、子供に10本ずつ配ると50本余る
これだと・・・差し引きしたら
大人に1本、子供に2本ずつ配ったら、鉛筆は130本必要になるね


そう、そこがこの問題のポイントです。
この3つの関係を見て、何か気づきませんか?


あ、そっか。
3つのパターンとも、大人1人と子供1人に配った鉛筆の本数の比は1:2
だから
必要な鉛筆の本数は、(大人の人数+子供の人数✕2)✕130の比例関係になるんだ


そうよ。だから大人に5本、子供に10本の場合、
必要な鉛筆の本数は 130✕5=650本
これに余った50本を足して
用意した鉛筆の本数は 650+50=700本
となるわけ


大人に6本、子供に12本の場合は
必要な鉛筆の本数 130✕6=780本
でも実際は80本足りないから
用意した鉛筆の本数 780-80=700本
うん、つじつまは合ってるね


その考え方でいけるんだ。んあー、ルイルイに負けたのが悔しい( ’ᾥ’  )ヴゥ゙ゥ゙


これは気づきが必要だから、レアちゃんたちには難しいわね。繰り返し問題を解いて、感覚をつかむしか対策はないわ


そうだね。もっと練習しないと