ラーナとノンノのユニット〈→∞(to infinity)〉のステージに、スーパーマジェアティア・フィーリア=カンパネッラがサプライズ出演し、早くも大盛り上がりする〈アルトゥライア〉こけら落とし興行。
この後、ジェルディーゼ姉妹によるピアノパフォーマンスでのクールダウンを挟み、11時20分からは
バルーンパフォーマー・チェシア=マンマールによるコラボステージとなりました。
ステージはルンルとチェシアが“シャボン玉と風船、どっちがスゴいか”をめぐる言い争いから、互いに様々なパフォーマンスを見せ合う形で展開。
チェシアが巨大風船の中から小さい風船が飛び出すパフォーマンスを見せれば、ルンルは巨大シャボン玉を作りながら次々と小さいシャボン玉を入れるパフォーマンスを見せたりと、互いに一歩も譲りません。
「ケンカはそこまでにしていただけますか?」
フィーリアとは異なる女性の声に、イヤな予感がしたルンルとチェシア。
すると、チェシアの道具箱から赤い風船が1個飛び出し、空気入れもボンベもつながっていないのに、勝手に膨らんでゆきます。
膨らみ続ける風船から距離を取り、両耳を塞いで破裂に備えるルンルとチェシア。
3mの高さまで達したところで、大きな音を立てて破裂したその風船の中から現れたのは・・・
希望羽ばたく華冠のスーパーマジェアティア、アリステル=ローサクローネ!!
ぽかーん(・。・)
メイア=ファイブスターさんのお仲間、すなわち〈スーパーマジェアティア〉と呼ばれる者です
そう言って、チェシアの道具箱からペンシルバルーンを1個手にすると、それを魔法で膨らませてからねじって、ウサギを作ります。
アリステルの正体がバルーンパフォーマー・英 聖蝶だけあって、このぐらいは朝飯前です。
アリステルがそのウサギを左手に持ち、右人差し指で周りを囲むようになぞり、指に息を吹き掛けると・・・
なんと!風船のウサギは一瞬にしてシャボン玉の中に入り、宙に浮いたではありませんか!!
驚く2人をよそに、パフォーマンスを続けるアリステル。
ウサギのバルーンアートが入ったシャボン玉を左の手のひらの浮かせたまま、小さなハートの風船を数個作ると、まるで衛星のごとくシャボン玉の周りに浮かべます。
魔法で風船とシャボン玉を浮かせながら、別の風船を作るゆえ、かなりの精神力が必要なのは観客もわかっていますが、彼女の顔に疲れは一切見られません。
アリステルはさらに、魔法で大量のシャボン玉を生み出し、自分の周りを舞わせます。
やがてそのシャボン玉は彼女だけでなく、ルンルとチェシアの体も包み・・・
アリステルを囲むシャボン玉は透明から淡いピンクに色を変えながらくっつき合い、彼女を包む巨大風船へと変化。
そして、彼女が「1,2,3!」とかけ声をかけると、風船とシャボン玉は一斉に破裂し・・・
えっ!アリステルが持っていた、ウサギのバルーンアートの入ったシャボン玉は、ウサギのにいぐるみが入った透明な風船に!
さらに、ルンルとチェシアの衣装が入れ替わっているじゃありませんか!
「うわっ、いっぺんにこんなに変わるなんて」
「もうわけわかんない・・・さすがはメイアさんのお仲間ね」
でも・・・このケンカは痛み分けね。変に意地張った私たちがバカみたい
アリステルのパフォーマンスを見て仲直りしたルンルとチェシア(もちろんケンカから芝居なのですが)。
最後は3人でのバブルシャワー&バルーンドロップで、ステージを締めくくりました。