閉店後の番台で、入浴券の端数だけを数えて黙っていた
銭湯の営業が終わったあと、
番台の明かりを落として、
入浴券の端数を数え直す夜がありました。
券を受け取って、
小銭を確認して、
常連さんにはいつもの声で挨拶をする。
「声が明るいね」
そう言われることはありました。
でも本当は、声だけじゃなくて、
忘れ物がないか、困っている人はいないか、
湯上がりの人が気持ちよく帰れるかも見ていました。
それでも一日が終わると、
見られるのは入浴券の枚数と、締めの数字。
ちゃんと気を配っているのに、
生活が少しも軽くならない。
その感覚が、ずっと残っていました。
副業を調べても、
毎日投稿、顔出し、営業DM、テンプレ通りの発信。
番台で一日中人に気を配ったあとに、
また別の場所で「もっと頑張れ」と言われる。
私に足りなかったのは、根性ではありませんでした。
枚数と端数だけで測られる働き方を増やす前に、
何を見れば、自分の安心に残るのか。
そこから、副業の選び方を見直すことにしました。
入浴券の数字だけで自分を責める前に。
その努力が本当に生活に残る形か、
一度だけ確認してみてください。
副業の構造を見直す
※銭湯の番台・入浴券・締め作業の数字に疲れた方向けです。
