みを木 のお猪口たち
名店みを木の訪問の続編です。めくるめく美酒、美食の世界はまだまだ続きます。
今夜は、日本酒の師匠達からすごい勉強をさせていただいてます。みを木の女将さんの一言一言もとても深い。この空間に身を委ねているだけでもシャワーのように日本酒の学びが深まる気がします。
お猪口は錫のお猪口をチョイス
この後、御燗にしていただく際には、お猪口は陶磁器の平盃へ。
お魚の(お魚の名前は忘れてしまった)煮付け
ふっくらとして、実山椒の香りが爽やか
ジャーン!松茸の茶碗蒸し
今年お初の松茸さん。
季節ものはやっぱり心が躍りますり。
中からザクザク松茸が
それにしても、滑らかな茶碗蒸しは出汁のお味で燗酒にとても合います。
お刺身の盛り合わせ
全てに仕事がほどこされています。
鯛の昆布じめ、青魚の酢じめ、鮑の酒蒸し
海苔の佃煮とわさびでいただくお刺身の美味しいこと!
刺身と神亀ひこ孫
ひこ孫は、9号酵母と7号酵母があるとのこと。今宵は7号の酵母。神亀の御燗は燗酒の最高峰と思ってます。刺身とはパーフェクト!
昆布じめはこの後の竹鶴ともとても合いました。
広島の竹鶴
どっしりとした竹鶴は燗酒がすこぶる旨し。
合鴨農法
これは、冷やもよかった。
焼き物は目光
脂がのっていて素晴らしい。脂がずっとキレるよう
にと。お次のお酒へ。竹鶴の燗酒ともバッチリ👌
弥右衛門。酸味もあってスッキリした辛さがあります。幻の酒米亀の尾を使っているみたいです。
どんどんすすみます。
お椀 美しいですね
何が出てくるのか!
またしてもジャーン。フグとネギのお椀
一緒に食べていた人が、一口食べて「事件です!」と。それほど美味しい!ふっくら肉厚のフグをたっぷりの出汁でいただきます。
悦凱陣
これも平成16年ものなので、古酒です。なんとまろやかなのか。
松の司
熟成感たっぷりの最後のお酒は、チーズケーキに合わせたいお味。これでフィニッシュ。
今宵は、次々と美食と美酒の組み合わせが繰り広げられて、確かに事件のようなひと時でした。燗酒の深さと素晴らしい発見に満ち溢れた時間でした。
まだまだ、師匠の域には辿り着きませんが。これからも学びを深めたいと思います。
今日もご馳走様でした。