「持つ」という言葉を持たない人達 | ウクレレ奏者おがわてつやの音と五感と、もうちょっと♪

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大阪を中心に活動するウクレレ奏者のおがわてつやが、
音楽活動を中心に、日常で感じた事を綴ります。

所有するってなんだろう?
最近、そんなことをちらりと考える時間が増えていた。

知ってる人も多いと思うけど、
僕は山が好きで趣味でよく登っている。

ずっと憧れ続けた山に登っても、
どんな辛い思いして登ったとしても、
大好きな山に何度も足繁く通っても、

その山は、決して自分のものにはならない。

いつも僕は、
「また来るね」
と言って下山を始める。

実はこのことは凄く大きな学びのような気が最近している。
今朝、こんな記事を読んだ


ヒンディー語には英語における“have”の意味を持つ単語がないそうで、
「持っている」というときには「近くにある」という表現をするそうです。

これ、すごいなーって思った。

お金、物、人間関係…

所有という概念が狂わせてしまってることは沢山あると思う。
人間関係なんて、身近な人であればあるほど。

最近、方々で良い評判を聴く友人夫妻の旦那がいる(笑)
彼の、自分と奥さんとそして周りにいる人達との関係性の持ち方、立ち位置。
その絶妙さに誰もが称賛を述べているのです。

ちょっと考えてみたのですが、
彼こそ、本当にナチュラルに、嫁を自分のものだなんて思わず、
応援し合って、寄り添い合って、一緒に生きていこうとしてるのかな?

そんな風に感じたのです。

試しにこんなことを定義してみました。
「自分が所有出来るものは何もない。
 全部、縁あって今、近くにあるだけ」
と。

少し、景色が変わって見えるように想いました(*^^*)