所有するってなんだろう?
最近、そんなことをちらりと考える時間が増えていた。知ってる人も多いと思うけど、
僕は山が好きで趣味でよく登っている。
ずっと憧れ続けた山に登っても、
どんな辛い思いして登ったとしても、
大好きな山に何度も足繁く通っても、
その山は、決して自分のものにはならない。
いつも僕は、
「また来るね」
と言って下山を始める。
実はこのことは凄く大きな学びのような気が最近している。
今朝、こんな記事を読んだ
ヒンディー語には英語における“have”の意味を持つ単語がないそうで、
「持っている」というときには「近くにある」という表現をするそうです。
これ、すごいなーって思った。
お金、物、人間関係…
所有という概念が狂わせてしまってることは沢山あると思う。
人間関係なんて、身近な人であればあるほど。
最近、方々で良い評判を聴く友人夫妻の旦那がいる(笑)
彼の、自分と奥さんとそして周りにいる人達との関係性の持ち方、立ち位置。
その絶妙さに誰もが称賛を述べているのです。
ちょっと考えてみたのですが、
彼こそ、本当にナチュラルに、嫁を自分のものだなんて思わず、
応援し合って、寄り添い合って、一緒に生きていこうとしてるのかな?
そんな風に感じたのです。
試しにこんなことを定義してみました。
「自分が所有出来るものは何もない。
全部、縁あって今、近くにあるだけ」
と。
少し、景色が変わって見えるように想いました(*^^*)