ちょっとブレイク中

相葉さんに飲みに誘われた


「ねえ、大野君、今日軽く飲み行かない?」


「えっ、いいですけど、ニノとデートはいいんですか?」


「うん。今日はしない日なんだ〜」


「そうですか?」


「店は駅前の焼き鳥屋ね!
じゃあ、俺トイレ行って来るから。我慢してたんだよね」


ふふ、それ言わなくていいのに…

翔に連絡しないと…

「お疲れ〜
今日、相葉さんに飲みに誘われたから行ってくる」


よし!仕事に戻るか…


少ししてスマホを見たら、翔から返信が来てた


「楽しんで来てね」


はーい!ふふ…







「何飲む?俺は取り敢えずビールだな!」


「僕もビールで!」




「お疲れ、乾杯」「お疲れ様でした」🍻





「焼き鳥食べてよ。ここの美味しいから」


「はい。いただきまーす


うん、美味い…」


「でしょ!何本でもいけちゃうんだよ


ねえ、好きな人いないって前に言ってたけど、今はどうなの?好きな人出来た?」


「出来ましたよ」


「誰?会社の人?」


「はい」


「誰?部署は?」


「営業一課です」


「営業?一課?…誰だ?…教えてよ」


どうしよう…
翔は言ってもいいよって言ってるし…
言っちゃえ…


「同期の櫻井翔です」


「えっ!櫻井君?…あのエリートの櫻井君?
そうなの?和何も言ってないけど…」


「多分、言ってないと思います」


「…あ〜!この前、昼にあ〜んしてたのは…
なんだ、俺を誤魔化してたの?」


「ふふ…はい。すいません」


「そうだったの〜。ちょくちょく来るから凄い仲良いなとは思ってた。へ〜、そうだったんだ…
お似合いだよ」


「因みに、一緒に住んでます」


「まじで?ちょっとそれいいな…俺も和とそうなりたい」


「でも、つい数日前からですけどね
櫻井のマンションに押しかけました」


「ちょっとちょっと…

…で、したの?」


「えっ?何をですか?」


「このこの、わかってるくせに!
エッチだよ…エッチ!」


「まあ、付き合ってるんだから、してますよ」


「く〜っ!因みに大野君ってどっち?」


「…受けですけど」


「く〜っ!俺と一緒だ!頑張ろうな!」



その後、相葉さんが悩みを話し出した

その内容は、本人にとってはとても重大な悩みなんだろうな…