「じゃあ、明日、待ってるから」


「うん。…智、好きだよ…じゃあね」


「ふふ…うん」


電話を切った





翌日


ピンポーン



「翔、待ってたよ。上がって!」


「うん。お邪魔します」



リビングに案内した


智 「父ちゃん、母ちゃん、紹介するね!

こちらが彼氏の櫻井翔さん!」


櫻井 「はじめまして。智くんとお付き合いさせて頂いてます櫻井翔です」


母 「こんにちは。いつも智がお世話になってます」


翔 「いえ…あの、これお菓子です。どうぞ…」


母 「あら、わざわざありがとうございます。今、お茶入れますね」




智 「父ちゃん、そんな緊張しなくてもいいよ…」


母 「そうよ〜。はいお茶どうぞ!」


櫻井 「ありがとうございます」


智 「いつも話してるけど、翔はしっかりしてるから安心して!」


翔 「しっかりしてるかは分かりませんけど、助け合いながら、やっていきたいと思います。よろしくお願いします」


父 「智の事、どうぞよろしくお願いします」


母 「やだお父さん、娘が結婚するみたいに!ふふ」


智 「僕がオーストラリアに行ってる間どうしてたの?全く…」


母 「最初の1週間は泣いてたわよ!」


智 「マジで?」


父 「可哀想だったんだよ。入社そうそう、あんな遠くに行かされて…


偶に飯食いに帰って来いよ。櫻井さんも…」


櫻井 「はい。是非…」


智 「じゃあ、荷物積んじゃおうか?」


櫻井 「そうだね」






「ここが僕の部屋」


「へ〜、オシャレな部屋…

これが智のベットか…
寝ていい?」


「いいよ」


「あ〜、智の匂いだ…いい匂い…」


「ふふ…じゃあ、運んじゃうね!寝てていいよ」


「ダメダメ、俺も運ぶ。2ついけるか?…いける
智は1つね


「2つ運べるよ」







智 「じゃあ、行って来ます」


母 「行ってらっしゃい!」


父 「風邪引くなよ」


智 「大丈夫だよ。姉ちゃんによろしく〜」


櫻井 「では、失礼します」


🚗〜